kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ついに54年ぶり球団タイの快挙! ヤクルト、読売に8連勝

ヤクルト 2-1 読売(12回戦、東京ドーム:ヤクルト8勝2敗2引き分け)


ヤクルトが読売先発の沢村に苦しみながらも辛勝し、ついに読売戦8連勝(2引き分けを挟む)の54年ぶり球団タイ記録を達成した。

私には80年代に、今とは比較にならないくらいアンチ読売に狂っていた時代があり、その頃は読売の負けが生き甲斐みたいなものだった。きっかけは、江川の読売不正入団をきっかけに、「読売、大鵬、卵焼き」だった連中が「読売離れ」を起こしていながら、1981年に江川が20勝を挙げて読売が日本一になると、読売ファンをやめていた彼らが一斉に読売ファンに復帰し、「勝てば官軍ね」などとほざいていたのに腹を立てたことだった。翌年から、プロ野球が開幕すると、ひたすら読売の負けを願う生活を送る年が数年間続いた。その時代には不思議と読売が優勝を逃すことが多く、中でも1986年にヤクルト・ブロハードの逆転2ランが槙原を粉砕し、広島の優勝をアシストしたことは忘れ難い。

今思うと無駄なことに時間を費やしていたものだが、当時読売に関するワースト記録をいろいろ覚えたものだ。当時の記憶によると、読売の同一カード連敗記録は「8」で、ヤクルト戦と中日戦で記録したものだった。その後、1984年に読売は中日戦でカード14連敗を記録し、当ブログ開設の年である2006年にも中日戦11連敗を記録したが、今に至るも読売は中日戦以外のカードでは2桁連敗を記録していないのではないか。

ヤクルトは、野村監督時代の1995年と1997年に読売をカモにして優勝していたから、そのいずれかの年に読売戦8連勝くらいは記録していたのではないかと思っていたが、そうではなかったらしく、54年ぶりの球団タイ記録らしい。デイリースポーツなどは、「球団初の記録」だと誤報していた。

そういえば、デイリーごひいきの阪神の読売戦連勝記録はどのくらいなのだろうか。前記の「8連敗が(読売にとって)ワースト」というのは、1リーグ時代も合わせての話だったかどうかは忘れた。1リーグ時代には阪神の方が読売より強かったはずだし、2003年から2007年頃まで、阪神が読売をカモっていた時期もあった。

それでも、7連勝か8連勝くらいがせいぜいなのではないか。

そんなわけで、ヤクルトの読売戦8連勝というのは、読売リーグの5球団の読売戦苦闘の歴史において、おそらく3位タイに当たる快挙ではないかと思うのである。記憶違いであればすみません。

なお、今日はその他の試合の結果もなかなか良くて、中日が広島に、阪神が横浜にそれぞれ負けた。広島のバリントンは中日戦に滅法強いようだ。今後も広島は中日戦のたびにバリントンを登板させてほしい。また読売は広島に抜かれて5位に落ち、横浜は読売の背中を再び射程圏内にとらえた。