kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

広島、2位阪神に0.5ゲーム差に肉薄

広島カープに勢いが出てきた。今シーズンは攻守の要、前田健太と栗原が不調だったのだが、ここにきて調子を上げてきた。昨夜はマエケンが今季初完封、今夜は栗原の2発で横浜に連勝し、前の中日戦と合わせて4連勝を飾るとともに、読売に取りこぼした2位阪神に0.5ゲーム差に詰め寄った。

例の「クライマックスシリーズ」は、2位と3位の対戦にはアドバンテージがない。仮に阪神と広島が対戦するとして、広島が初戦で前田健太の好投で勝てば、いきなり第1ステージ突破に「王手」がかかるのである。

阪神は、2008年にそのパターンでレギュラーシーズンでカモにした中日にクライマックスシリーズ第1ステージで負けた。初戦で、当時中日のエースだった川上に抑え込まれて負けたのだ。この時は、1勝1敗で迎えた第3戦、両軍無得点の9回にリリーフに立った藤川球児がウッズに決勝ホームランを打たれて、阪神の敗退が決まった。その藤川が今夜の読売戦でサヨナラホームランを打たれたことで、阪神と広島の差が縮まった。

いくらアドバンテージがなくとも、クライマックスシリーズ甲子園球場で行われるのとマツダスタジアムで行われるのでは大違いだろう。今年の開幕戦では、前田健太が甲子園で阪神打線に打たれて負け、以後長らくマエケンの調子が上がらなかった。しかし、そのマエケンマツダスタジアムでは阪神に勝っている(確か2勝している)。

読売リーグは2位争いからも目が離せない。いや、マエケンが絶対的なエースの活躍を取り戻せば、ヤクルトもうかうかしてはいられない。