kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

読売、ついに・・・

昨年の今頃は、阪神と読売がズルズル後退していって、残り試合が少なくて絶対不利だったはずの中日が「漁父の利」を得たのだが、今年は逆。阪神と読売がここにきてヤクルトを猛追している。先週前半、読売と阪神が潰し合いを演じてしめしめと思っていたが、その3連戦の2戦目から読売、次のヤクルト戦から阪神の連勝がそれぞれ始まった。今日はヤクルトの連敗と阪神の連勝がともに止まったものの、止まらなかったのは読売。「最大10あった借金を完済」だって。ついこの間には阪神が「最大11あった借金を完済」と報じられたばかりで、今度は読売かよと思うと夏バテがますますひどくなる。

昨年からずっとそうなのだが、阪神と読売はチームの好不調の波が恐ろしいほど一致している。だから両者の直接対決では、ある時には不調同士、ある時には好調同士の対戦となって、もうずっと対戦成績が拮抗している。現在は、読売が苦手ヤクルトとの対戦がしばらくないスケジュールに助けられている一方、阪神はヤクルト戦を得意にしている。そうしたこともあって悪い流れが続いている。ヤクルトは、明日の広島戦で館山を先発させず、1日ずつローテをあとにずらして阪神戦に館山をぶつけてはどうか。先週と同じローテだと増淵が阪神戦3戦目の先発になるが、増淵に阪神打線を抑えられる気はしない。


ところで私にはジンクスがあって、読売に対する怒りをかき立てる本を読んでいる時に限って、読売球団が勝ちまくるのだ。思えば、2000年にはこの本を読んでいた。


渡邉恒雄 メディアと権力

渡邉恒雄 メディアと権力


この年の読売の強さは異常だった。佐野眞一の『巨怪伝』を早いとこ読み終えなければ、読売の連勝がいつまでも続きそうな気がする。