民主党代表選は、相変わらずの反小沢・親小沢の争いらしいが、両陣営内でそれぞれ「反小沢」側では野田佳彦と前原誠司、「親小沢」側では海江田万里と鹿野道彦の争いが生じている。
前者では前原誠司が出てくるのではないかとの見方が強まってきた。私はフライング気味で失点を重ねた「野ダメ」こと野田の目は既に消え、前原の目が浮上してきたように思う。
後者では小鳩派の中では鹿野道彦待望論もかなり強いらしいが、「敵味方」思考しかとらない小沢一郎が、かつて新進党党首選で小沢と戦った鹿野に難色を示していて、あの「原発の守護神」海江田万里に傾いているとの観測がある。
いずれにせよ、20年前の自民党総裁選を思い出させる「小沢面接」ならぬ「小沢詣で」など、ろくでもない話ばかりが聞こえてくる民主党代表選にはドッチラケだ。