kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

いよいよ怪しい『院長の独り言』

さすがにここまできたら弁護の余地はないだろう。


白血病入門(1)熊大の研修医時代: 院長の独り言


ブログ主は、

福島原発地域の犬猫を引き取り、里親探しを行っていた女性が急死 福島野菜の即売会などの活動も

などと書いているが、実はこれはとんでもないデマだった。


コメント欄より。

こんにちは。いつも拝見しております。
急性白血病で亡くなられたというニュースですが、結論から申し上げますとこれはデマです。経緯が下記にまとめられておりますので、ご参照ください。


http://togetter.com/li/175599


現在、件のニュースサイトには訂正が上がっております。また、故人のご友人が一生懸命RTされた方に削除・訂正を呼びかけています。(本来、コレはデマを飛ばした人物の仕事だと思うのですが…)
先生におかれても、何とぞ適切に対応してくださいますよう、お願い申し上げます。


Posted by honda at 2011年08月20日 13:18

突然失礼します。上記の記事はある人物が確認もせずに事実とは違うことをツイッターで拡散させたもので、拡散させた当人も既にデマを認めて謝罪しているのもので、記事も間違いを認めて既に謝罪・削除されているのもの筈ですが。
http://twitter.com/#!/YUKARING1222/status/104024927820197888
事実関係についてご友人の方が詳しく説明されておられます。ブログから合わせても単に福島に既に保護された犬を迎えにいかれて帰ってきただけなのは明らかかと思われますが。


少なくとも、「事実ではない事で、原発地域に入った=放射能白血病と結びつけ、不安を煽るような行為は、彼女が最も嫌う事です。」という故人のご遺志を尊重されるべきかと思います。ブログの過去記事からも故人のそのような想いは伝わってまいります。
http://www.twitlonger.com/show/cfcri2


Posted by 空 at 2011年08月20日 13:29

http://t.co/UCnBrGX

近しいご友人が上記のアドレスの中でおっしゃってますが、
福島には一度だけ行方不明になっていたワンちゃんを引き取りにいっただけ、しかも、警戒区域から数十キロ離れた場所だとか。
そのご、すぐにご自宅にもどられたそうです。実際に保護してくれたのは広島が本部の保護団体です。


亡くなった方が福島で保護活動をしたこともなければ、警戒区域の動物を親せきのワンちゃん以外預かったこともないそうです。


ここに削除依頼をしても無視されているそうです。このブログが警戒区域で保護活動して白血病でなくなった症候群みたいにTwitterで流れています。


ほんとうでないことを拡散されて、亡くなった方のお身内やお友達はどんなに悲しい想いをされているかとおもうと…。


お書きになりたい事はわかりますが、本当でない事が含まれた事を拡散するのは良い事でしょうか?


Posted by ちゃい at 2011年08月20日 15:29


一方ブログ主の態度はというと。

この件に関するコメントは、以降投稿禁止処置をとります。


「院長」とは、なんと恐るべき冷血漢なのだろうか。


こんなトンデモ人間が書いたブログのエントリに引用された肥田舜太郎氏はいい迷惑だろう。ブログ記事には下記の肥田氏の発言が引用されているが、エントリとは何の関係もないばかりか、肥田氏は「院長」の主張を否定する内容の発言をしているとさえ言える。

− 開業医の先生方にとって被ばくを治療する知識は、どういうものがあるのでしょうか。
肥田 一番マークしなければならない症状は、「非常にだるい」「仕事ができない」「家事ができない」という、原爆症の中で一番つらかった『ぶらぶら病』だ。
− 例えば白血病などはどうでしょう。
肥田 白血病はまだでない。3年以降で、白血病はピークが5年、がんが7年だった。これは必ずピークは出る。医師は知っておいた方がいい。被災者のみんなが放射能障害を心配している中で、「心配しなくていいよ」という医者では通用しなくなる。


この恐るべき「院長」(小野という姓らしい)のエントリについた「はてなブックマーク*1のコメントより。

nessko
「この件に関するコメントは、以降投稿禁止処置をとります。」 戦慄。でも、投稿されたデマ指摘コメントは残っているのが救いか。 2011/09/05


natuboshi
自分の主張のためにデマを拡散する医者もいる。 2011/09/05