kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「北の宿から」とショパン

朝日新聞別刷りの「うたの恋人」は、今日(10月22日)は都はるみの「北の宿から」を取り上げている。記事には全然触れられていないけれども、この歌のメロディーがショパンのピアノ協奏曲第1番とよく似ていることは昔から指摘されている。しかし、私は両方の曲を同じ頃に知ったのだけれども、似ているなんて全然気づかなかった。指摘されてみるとそっくりのメロディーであり、よくそんなことに気づいたなと感心した記憶がある。作曲した小林亜星は「盗作説」を否定しているとのことだが、そりゃそうだろう。これは「たまたま似てしまった」典型的な例だと思う。移動ドで書けば「ミドレミラシドシラ」までが同じだが、ありがちな音の流れといえなくもない。




「北の宿から」に似たメロディーは3度、最初は弦楽器、2度目と3度目はピアノで演奏される。最初の弦楽器だけの部分(53秒くらいから)が一番似た印象を与えるかも。4分30秒あたりでピアノがこの旋律を奏でる。