kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

福岡ソフトバンクが8年ぶりの日本シリーズ進出

福岡ソフトバンクホークス西武ライオンズをストレートで降して日本シリーズ進出。秋山対渡辺久は、秋山の完勝だった。ダイエー時代を合わせて過去3回最終戦に泣いてきたソフトバンクは、勝つ時はストレート勝ちだったのだから、効率が悪いという気もしなくはない。

今年のレギュラーシーズンで、交流戦を合わせて全11カードに勝ち越したソフトバンクは「強過ぎる」の一語だろう。本来対抗馬となるべきだった北海道日本ハムは、梨田監督解任が伝えられてからチームが崩壊したかのような惨状を呈した。

このうえ、ダルビッシュがメジャーに流出し、勝手に読売と「相思相愛」とされ、調整メニューまで指示されていたという某学生野球選手も「ヤンキース野球留学」(某スポーツ紙の見出しより)するようでは、せっかく群雄割拠だったパシフィックリーグも「ソフトバンク一強時代」になりかねない。某学生野球選手のアナクロな「読売愛」もほどほどにしてもらいたいものだ。日本ハム次期監督の栗山英樹古舘伊知郎に「ジャイアンツの原監督と仲が良い」などと言われているようではあまり期待できないように思うのだが。

それにしてもクライマックスシリーズとは変な制度で、12回表の西武の攻撃が無得点に終わった時点でソフトバンク日本シリーズ進出が決まったのにもかかわらず、12回裏のソフトバンクの攻撃が行なわれた。西武の緊張感はもはや切れていたためにサヨナラ負けしたのだが、23年前の「10.19」を思い出したのは私だけだろうか。あの時は優勝がなくなった近鉄がロッテの攻撃をゼロに抑えたのだった。あの試合の決着はルール上仕方なかったとはいえ、ゲーム差なしで勝率で優勝が決まる(勝利数の少ないチームの方が優勝する)という制度が議論になった。

今日も、西武がソフトバンクをゼロに抑えていれば、クライマックスシリーズの制度のおかしさが議論になったかもしれないのにと思う。