kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

匿名を条件にしてしか大口を叩けない自称「TPP反対派」民主党議員のチキンぶりを嗤うw

11月11日付の朝日新聞2面記事より。

(前略)一方、「党代表と自分の意見が違う以上、離党して筋を通す」(若手)との強硬論もある。年末の消費増税の取りまとめにあわせて離党を探る小沢グループの一部とは一線を画し、あくまで農業を守る姿勢を貫く立場からの徹底抗戦だ。ある議員は最近、小沢一郎元代表の側近から「今動いても勝てない」といさめられたが、「小沢氏は自由貿易論者、俺は農業だ」として離党覚悟で反対する構えだ。

(中略)一時は離党届を出す覚悟を決めたという反対派議員の一人はこう語った。「とりあえず身柄は先送りになったが、党にいるのはもう長くはない」


これらの言葉を朝日新聞記者に語った民主党議員は今頃どうしているのだろうか。


それよりも何よりも、なぜ3人とも記事に実名が出ていないのだろうか。推進派に屈服した議員は、たとえば斎藤恭紀衆院議員のように記事に実名が出てくるのに、上記3人の「反対派」はいずれも匿名だ。これは、この3人が匿名を条件にして朝日の記者にコメントしたからだろう。匿名にしておけば、いくら「小沢は自由貿易論者、俺は農業だ」などと気勢を上げたところで、ニュースソースはばれない。最近は朝日新聞にも署名記事が増えたが、この記事は無署名だから、発言主を特定するのはいかなOCIAといえども難しい。記者も実名を明かしてしまえば議員に恨まれて取材ができなくなるからニュースソースは堅く秘匿するに決まっている。


これでは、読売(ジャイアンツ)の清武英利にも遠く及ばないレベルの「チキン」と言わざるを得ない。自ら実名を明かして堂々と「俺は農業だ」と言って民主党離党に踏み切る人間であれば信用もできようが、上記のようなていたらくではやはり民主党内に『TPP反対派』など存在しない」と言うほかない。