kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

朝日、珍しくまともな社説。「再生エネ委 こんな人事に誰がした」

最近の朝日の社説は、二大政党はもっと一致点を見出す努力ができるはずだ(12月1日付社説の結び)と書くなど、目を覆うばかりのものが多かったが、今日の2本目「再生エネ委 こんな人事に誰がした」は珍しくまとも*1。冒頭部分のみ引用する。

 太陽光など再生可能エネルギーを大きく増やす電力買い取り制度が来年7月に始まる。その要となる「調達価格等算定委員会」の人事案に、環境団体や自然エネルギー推進派の議員から疑問の声があがっている。

 提示された委員候補5人のうち3人が、法案の成立や制度のあり方に否定的だったり、消極的だったりした人物で占められている、との指摘だ。


もっとも飯田哲也*2に言わせれば「ようやく朝日社説へ。」(つまり、朝日に限らず新聞は取り上げるのが遅いぞ、という意味)とのことだが。飯田氏曰く、

なぜこんなトンデモ人事を見直さない、枝野大臣?「ただちに影響はない」に加えて、歴史に汚名を重ねるつもりですか?


枝野幸男は、東電原発事故発生直後には自民党谷垣禎一ともども「エネルギー政策の転換」を口にしたが(谷垣は自民党議員たちの突き上げにあってすぐに発言を撤回した)、今ではすっかり「野ダメ」内閣の一員として、野田佳彦の考えに沿って原発維持・推進政策を進めるつもりらしい。