kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

民主党内からも「原発推進」仙谷由人らへ突き上げ

http://mainichi.jp/select/news/20120418k0000m010131000c.html

大飯再稼働:仙谷氏説明に民主議員から異論相次ぐ


 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、民主党は17日、党内向けに政府の判断内容を説明する会合を国会内で開いた。再稼働を「妥当」と判断した関係閣僚会合にオブザーバー参加していた仙谷由人政調会長代行が出席して経緯を説明したが、慎重派の議員から「政府は再稼働を急ぎすぎている」などの異論が相次いだ。

 説明会は、党の経済産業部門会議、エネルギープロジェクトチーム(PT)、原発事故収束対策PTの合同会議として開催。エネルギーPTの大畠章宏座長が「PTでは夏の電力需給を検討し、安全性の確認された原発は政府の責任で稼働させるべきだ、との結論に至った」とあいさつした。しかしその直後に、原発事故PTの荒井聡座長が「原発PTでは、再稼働は『時期尚早』という結論を出した。津波対策さえすればシビアアクシデント(過酷事故)が生じない、というのは『第二の安全神話』だ」とあいさつ。冒頭から党内対立が表面化した。

 会議では、仙谷氏が政府の取り組み内容や安全対策などを説明した上で、「再稼働は行政執行の問題だ。対応は一任されている」と述べ、再稼働判断は党の事前審査の対象ではないと強調した。

毎日新聞 2012年04月17日 22時29分(最終更新 04月17日 23時56分)


このところ仙谷由人が「原発推進派」として前面に出てくるようになったが、それとともにようやく民主党内でも再稼働ごり押しを批判する声が目立つようになってきた。

ところで、小沢一郎にきわめて近い人たちの声がなぜかあまり出てこないよなあとも思う。たとえば山岡某なんか、何か言ったことあるんだろうか。

朝日4面にも発言者と発言内容が紹介されているが、主流派、反主流派入り乱れている。別に「小鳩派」が再稼働反対で主流派は賛成などという構図にはなっていない。そもそも日立製作所出身で「再稼働」ごり押しの急先鋒である大畠章宏は、昨年の代表選前までは鳩山グループに属していた(現在は鹿野グループ)。一方、前原誠司に辞任を要求された原発事故PT座長の荒井聡菅グループ所属だ。

「小鳩派」の存在感がますます薄れる今日この頃である。