kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

佐藤優の「橋下へのゴマすり」は小沢一郎との共同戦線か?(笑)

橋下にすり寄る佐藤優に対する批判のシリーズ。


http://sgwse.dou-jin.com/Entry/409/

前にも予想した通り佐藤優

橋下徹支持を「ショー ザ フラッグ」したようだ。


http://shukan.bunshun.jp/articles/-/1271
週刊文春2012.05.17号(現時点最新号)
あなたは橋下徹総理を支持しますか?
佐藤 優「走りながら考える政治家」→支持


言うまでもなく佐藤は小沢一郎鈴木宗男の閥の人間であり、その小沢が橋下と連携したくて必死になっている事を考えれば誰にでも予想出来る範疇の出来事だろう。以前はちょっとだけ橋下に批判めいた(?)事も言っていたが、やがて態度を変えるであろう事は当然の帰結であった。
しかしながら佐藤は橋下に対して、以前こんな事を言っていたのである。


「支離滅裂なひ弱なエリートである橋下徹氏の素顔を描く方が、この政治家めぐる神話を脱構築する効果がある…」


「支離滅裂でひ弱なエリート」が今や「走りながら考える政治家」なのだから、佐藤のゴマすりテクニックは新田たつおの漫画に出てくるお調子者キャラ以上だろう。

ただ、上記文春記事をちょっと読んでみると「橋下は石原慎太郎と違い、これまで排外主義を政治的カードにしていない」といった内容の事を佐藤は書いていたが、これもまた全くの嘘ハッタリもいい所だ。朝鮮学校への補助金カットは? 北朝鮮や総連を暴力団ナチスになぞらえた事は? 橋下はこれまで充分すぎるほど排外主義を政治的カードに悪用してきた。それこそ石原慎太郎並みに。

佐藤から橋下へのおべんちゃらコメントは、やはり相変わらずの嘘ハッタリと露骨なゴマすりにまみれた「佐藤節」全開であった。何しろ差別主義者に対して「あなたは差別主義者じゃありませんから安心して下さい」というのだから、これほど橋下の琴線に触れる言葉はあるまい。石丸次郎や在特会の例を見るまでもなく、この手の差別主義者連中ほど「自分は差別主義者じゃない」と主張したがるものなのである。

ところで佐藤優がついに橋下を礼賛し始めたが、その佐藤をかつて擁護して取り入ろうとまでした石丸次郎はこれからどうするつもりなのだろう(笑)?


赤字ボールドは引用者(私)による。佐藤優が『週刊文春』に寄稿した件の記事の中でも、「橋下は石原慎太郎と違い、これまで排外主義を政治的カードにしていない」という部分こそ突っ込まねばならないと思っていたから、その意味で上記は「我が意を得たり」の記事だ。

あと、

佐藤は小沢一郎鈴木宗男の閥の人間であり、その小沢が橋下と連携したくて必死になっている事を考えれば誰にでも予想出来る範疇の出来事だろう。

というのにも同感。佐藤優の「橋下へのゴマすり」は小沢一郎と共同歩調をとるために屁理屈をでっち上げたものだろう。だからこそ佐藤の橋下擁護はあんなにも不自然なのだろうし、上記記事が指摘しているように、過去に佐藤が橋下を批判していた証拠がしっかり残っているのである(笑)。

いくらなんでも、ここまでメッキがはげ落ちた佐藤優を未だに信奉している人間がいるとしたら、あまりにおめでたいと言う他なかろう。