今、28年ぶりにジョージ・オーウェルの『1984年』を再読しているところだが、ビッグブラザー橋下がまたやってくれた。
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061901002286.html
中之島図書館を廃止へ 橋下市長と松井知事
大阪市の橋下徹市長と大阪府の松井一郎知事は19日の府市統合本部会合で、大阪市北区の中之島図書館を廃止し、別の施設として活用する方針を表明した。
活用方法は未定。会合後、松井知事は「例えばあそこで事業をしたいという公募事業者は、ものすごい数がいるはずだ。すごいスポットになる」と説明。橋下市長も「あんなところに図書館を置く必要はない」と述べ、集客施設などに活用する意向だ。
中之島図書館は本館が1904年に建設され、円柱が並ぶギリシャ神殿風の正面玄関など格調高い外観が特徴で、観光客からも人気が高い。本館は重要文化財に指定されており、約55万冊の蔵書がある。
2012/06/19 19:58 【共同通信】
橋下ならやりかねないと理屈ではわかっているが、それでもやはり唖然とする。これでもまだ橋下を庇い立てる輩が後を絶たないのだから信じられない。
「焚書坑儒」と言うべきか、はたまた「文化大革命」になぞらえるべきか。そういや、中之島図書館には橋爪大三郎センセの著書は置いていないのだろうか。