kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

1984年、朝日新聞に「ビッグブラザー」という制度があった(笑)

ちょっと前の朝日新聞夕刊の話だけど。


https://twitter.com/sudahato/status/212136973199081472

朝日新聞には、ビッグブラザーという制度がある」 今日の夕刊「原発とメディア」の書き出しにのけぞる。「本社の中堅記者が地方の最前線に出て、取材陣のまとめ役、若い記者の教育係などをつとめる。1984年4月……」と続くんだけど、そのネーミング、誰もなにも言わなかったのか


私もこれ読んでのけぞったよ。掲載されたのは6月11日付夕刊。


http://www.asahi.com/national/intro/TKY201206110259.html

世論調査をしてみたら〈原発とメディア:168〉


■青森・下北半島:26

 朝日新聞には、BB(ビッグブラザー)という制度がある。本社の中堅記者が地方の最前線に出て、取材陣のまとめ役、若い記者の教育係などをつとめる。

 1984年4月1日、東京の政治部から青森支局に転勤したのは、橘優(65)だった。「ともかく核燃だからね」。上司にそう…

朝日新聞デジタル 2012年6月12日03時00分)


しかも、ご丁寧にも「1984年」の話なのだ。ジョークではない。大真面目な記事だ。ジョージ・オーウェルの小説『1984年』に最初に出てくる日付は1984年4月4日であることを申し添えておこう。

ところで、なぜこの記事を思い出したかというと。


橋下徹のうた・初回 - お花畑めざして

始めて彼を見かけたのはブラウン管の中 Your Star
溢れるセンスとエナジーが彼を包んでた
眠らない街を従え 繰り出す彼に
ひれ伏す輩はまだゴマンといたね


We are Loving you.
We are Loving you.
We are Loving you.


でも行き過ぎてない?
最近の彼


大胆な 夢ばかり
繰り返し 語ってる
しょうもない 約束を
ねえ いつまで続けるつもり Big Brother


彼を讃える街頭の演説は続いてる
「彼は偉大だ。信じろ」とスピーカーが歪む
テレビのモニターは僕らの監視を始めて
不審な気配を全てチェックしてる


We are Missing you.
We are Missing you.
We are Missing you.


でも行き過ぎてない?
最近の彼


大胆な その夢を
振りかざす Big Brother Big Brother
どこへ 行く気なの
いつまで続けるつもり


We are Loving you.
We are Loving you.
We are Loving you.





これでもう終わりさ Big Brother

歌詞の着想自体は、おそらくあのジョージ・オーウェルの「1984年」。
funaが時々拝見するブログ「kojitakenの日記」さんは、彼を「ビッグブラザー橋下」と呼びます。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120619/1340110968
そのくらい両者が似ている=独裁者にはあるパターンが存在する、ということなのでしょう。


それにしても、


>始めて彼を見かけたのはブラウン管の中


>大胆な 夢ばかり 繰り返し 語ってる


>しょうもない 約束を ねえ いつまで続けるつもり 


ここらへん、あまりに出来すぎていませんか?


朝日新聞の「BB(ビッグブラザー)という制度」は今も続いているのだろうか。