kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

維新の「面接」を東国原・大村秀章・河村たかし・中田宏・山田宏らが「受験」?

これは想像を絶する光景だ。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012090700462

維新討論会に衆参7議員=東国原氏らも参加


 地域政党大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)が9日に開く国会議員らとの公開討論会に、衆参両院の7議員が参加することが7日までに固まった。民主党松野頼久官房副長官衆院熊本1区)や水戸将史氏(参院神奈川)、みんなの党桜内文城氏(参院比例)らで、現職首長や首長経験者5人も加わる。
 維新幹部によると、ほかに参加するのは、民主党石関貴史衆院群馬2区)、自民党松浪健太衆院比例近畿)、みんなの党上野宏史参院比例)、小熊慎司(同)の各議員。大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長、東国原英夫前宮崎県知事、中田宏横浜市長山田宏前東京都杉並区長も出席する。 
 これに関連し、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は7日、維新が近く結成する国政新党に受け入れる国会議員の選別に関し「政策的に一致しているのに5人に絞り込む必要はないが、日教組自治労にべったり支援された人は無理」との方針を記者団に明らかにした。

時事通信 2012/09/07-12:02)


竹中平蔵らがこの「討論会」(事実上の「橋下面接」だろう)の審査員を務めることは少し前に報じられていた。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120831-OYT1T00230.htm

維新合流議員、竹中平蔵堺屋太一氏らが選考


 地域政党大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は、衆院選公約となる「維新八策」に関する9月の公開討論会の審査員に、維新ブレーンで八策策定でも助言を行っている竹中平蔵総務相堺屋太一経済企画庁長官らを充てる方向で調整に入った。

 維新関係者によると、他に橋下氏と幹事長の松井一郎大阪府知事政調会長の浅田均府議会議長の維新3役や、経済界から更家悠介・サラヤ社長らが候補に挙がっている。

 公開討論会で維新は、次期衆院選に向けて合流する国会議員を選考。八策で掲げる道州制や消費税の地方税化、環太平洋経済連携協定(TPP)参加などに賛同できるかどうか審査する。

 討論会には、民主党松野頼久官房副長官自民党松浪健太衆院議員ら国会議員のほか、維新が衆院選への擁立を検討する東国原英夫・前宮崎県知事らも出席する予定。

(2012年8月31日07時50分 読売新聞)


今朝のテレビ朝日の番組を見ていると、竹中平蔵堺屋太一に加えて、あの飯田哲也の盟友にして安倍晋三シンパの元経産官僚・古賀茂明が審査員に加わっているらしい。

時事の記事を読むと、民主・自民・みんなの7議員に加えて、大村秀章河村たかし中田宏山田宏らも「討論会」に参加するらしい。彼らも「面接」を受ける側なのだろうか。彼らと橋下の現在の力関係を象徴している。少し前に熾烈な「徹クン争奪戦」を演じていた大村と河村は、ともに「維新」のお仲間に加われるのか。中田や山田はまあ加わるだろうけど、大村と河村、とりわけ河村はどうなるかわからない。東国原も、3年前に自民党総裁の座を要求したことがあるとは信じられない凋落ぶりだ。そういえば東国原が最初に名を連ねたのは大村秀章の「中京維新の怪」だった。


この記事を書き上げる直前、こんな読売新聞報道も見つけた。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120909-OYT1T00295.htm

維新討論会参加の2人、まつり会場でギクシャク


 地域政党大阪維新の会が9日に開催する公開討論会に参加する大村秀章愛知県知事と河村たかし名古屋市長が8日、「ふるさと全国県人会まつり」のオープニングセレモニーで顔を合わせる場面があった。

 地域政党・中京維新の会の設立を巡る2人の対立は続いており、会場からは仲直りを求める声も上がった。

 中京維新代表を務める大村知事はあいさつで、「いろいろ言う人もいるが、秋に向けて頑張りたい」と述べ、解散・総選挙含みの政局が想定される今後に向けた意気込みを披露。これに対し、地域政党減税日本代表の河村市長は「減税が必要だ。330億円が皆さんに戻った」と実績を強調した。

 壇上で並んだ2人は時折、顔を近づけて言葉を交わしたものの、依然としてギクシャクとした雰囲気。ブースを回る際も終始別行動で、来場者からは「仲良くやって」との声も聞かれた。

 公開討論会大阪維新が次期衆院選で合流する国会議員らを選ぶために開く。セレモニー後、大村知事は「討論会の段取りは知らない。自分の意見を言うだけだ」、河村市長は「減税のない政治はありえない。民間の商売が回るような減税を主張したい」と語った。

(2012年9月9日11時46分 読売新聞)


少し前に橋下に否定され、看板を下ろしたはずの「減税」を河村が再び言い出しているあたりを見ると、河村の「維新」受験の「合格」は難しいかもしれないという気がしないでもない。もし河村が落ちたら、小沢一郎の「徹くんプロポーズ大作戦」(それとも「ラブ・アタック」?)にも支障をきたしそうだ。


それにしても、こんなクソ報道ばかり追いかけてると嫌になる。生きていく希望を失ってしまいそうだ(力ない笑い)。