日付が変わって9月12日。チリのクーデター（1973年）、アメリカの同時多発テロ（2001年＝やらせじゃないよ）、日本の郵政総選挙（2005年）と、忌まわしい出来事の多かった9月11日とは対照的に、5年前の9月12日には実に喜ばしい出来事があった。
- 2007年 - 安倍晋三首相が国会での代表質問を前に辞任を表明。
思わず、「『この腹が痛いね』と君が言ったから 九月十二日はサラバ記念日」という字余りの歌が浮かんできたが、そんなめでたい日にあの安倍ちゃんが「決意表明」するという観測報道が流れている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012091102000099.html
安倍元首相 出馬表明へ 自民総裁選
自民党の安倍晋三元首相（５７）は十日、党総裁選（十四日告示、二十六日投開票）への対応について、支持議員と国会内で協議し、十二日にも出馬を正式に表明する方針を決めた。安倍氏は首相時代に突然、辞任したことへの批判を念頭に「非難もあるのは自覚しているが、国難の中、先頭に立って戦う決意だ」と述べた。
安倍氏が所属する町村派では、会長の町村信孝元官房長官（６７）が既に出馬表明している。安倍氏は会合に先立ち、町村派に影響力を持つ森喜朗元首相に会い、出馬する考えを伝えた。森氏は同派分裂を回避するため、安倍氏が自重する形での候補一本化を求めていた。
総裁選にはこのほか、石破茂前政調会長（５５）が出馬表明しているほか、石原伸晃幹事長（５５）が立候補の意向を固め、林芳正政調会長代理（５１）も出馬を目指している。
候補者の乱立を受け、安倍氏は一回目の投票で過半数を得る候補が出ずに上位二人による決選投票になる場合に備え、石破氏をはじめとした他候補との連携を模索している。
（東京新聞 2012年9月11日 朝刊）
もし安倍ちゃんが本当に出馬表明をするのなら、わざわざこの「晴れの日」を選んだことについて、マスメディアは是非安倍ちゃんにコメントを求めるべきだろう。
