kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

フェイスブックで浮かれる安倍晋三は「日本語の不自由な人」らしい(笑)

安倍晋三フェイスブックで浮かれているようだ。


http://www.asahi.com/politics/update/1109/TKY201211090665.html

安倍氏、FBで中道論争応じる 仙谷氏の要請受け


 公開討論はフェイスブック(FB)上で――。自民党安倍晋三総裁は9日夕、民主党の「中道」路線をめぐって、仙谷由人副代表とフェイスブック上での「公開討論」に応じる意向を示した。仙谷氏は8日、民主党の中道路線を批判した安倍氏に対し、公開討論を求める申入書を内容証明で郵送していた。

 安倍氏はFBに仙谷氏の申入書を写真付きで公開。「パフォーマンス目当ての議員(仙谷さんは違うと思いますが(^O^)=後略=)達から注目を集めたいと申し込まれた場合、いちいち公開討論を行う余裕は有りません」と、対面での公開討論は拒否した。

 その代わり、「FBの場は公開されていますし、国民の皆さんが『コメント』として様々な意見を申し入れています。仙谷さん、ここに意見を是非書き入れてください。(中略)もちろん私もコメントを書き込みます」と呼びかけた。

 安倍氏のFBは9日午後6時半現在、読者として8万8千人以上が登録している。

朝日新聞デジタル 2012年11月9日19時25分)


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012111000177

安倍氏フェイスブックで論戦を」=中道めぐり仙谷氏に呼び掛け


 自民党安倍晋三総裁が、「中道」路線をめぐり、民主党仙谷由人副代表に自身の交流サイト(SNS)フェイスブック上での討論を呼び掛けている。
 民主党が次期衆院選で「中道」路線を掲げることを検討していることについて、安倍氏が7日の講演で「大衆迎合の醜い姿」と批判し、仙谷氏がこれに反発したのが事の発端。仙谷氏は8日、安倍氏に公開討論を求める文書を送った。
 安倍氏は9日、自身のフェイスブックに仙谷氏から内容証明郵便で届いたという文書の写真を掲載。「パフォーマンス目当ての議員(仙谷さんは違うと思いますが(^O^)=後略)たちから注目を集めたいと申し込まれた場合、いちいち公開討論を行う余裕はありません」と記した。その上で、「このフェイスブックの場は公開されています。仙谷さん、ここに意見をぜひ書き入れてください。もちろん私もコメントを書き込みます」と挑発している。

時事通信 2012/11/10-14:42)


安倍晋三フェイスブックより。
http://www.facebook.com/photo.php?pid=566386&l=d1928d229e&id=100003403570846

安倍 晋三

先般、フェイスブックに載せた私の「政治家としての『中道』とは何か」という考えに対して、仙谷由人議員から内容証明郵便で申し入れ書が届きました。
内容証明郵便での厳重な配達だったので最初は、またどこかの左翼弁護士からかな(笑)?と思いましたが、いまや中道の仙谷大先生でありました。


手紙の内容を要約すると
『安倍総裁は「中道」に関してのスタンスを批判したけれども、信念、哲学、政策がどの位置にあるのかを決めるのは本人の独りよがりの評価ではなく国民の皆様であり、アカデミズム・オピニオンでしょう。そこで私(仙谷議員)と公開の場で討論される事を申し入れます。早急にご日程の調整をいただきたい。』
とのことでした。


お申し込み頂いたのに、大変申し訳ないのですが、私は自由民主党総裁として民主党の党首である野田総理と来週党首討論を行いますが、パフォーマンス目当ての議員(仙谷さんは違うと思いますが(^O^) 因みに野田総理、安住幹事長代理、細野政調会長、岡田副総理の名前を挙げましたが、仙谷議員の事にはまったく触れていません。その事が淋しかったのでしょうか(^_^;))達から注目を集めたいと申込まれた場合、いちいち公開討論を行う余裕は有りません。


近いうちに解散総選挙の陣頭指揮を執らなければならない私といたしましては、残念ながらその為に時間を費やすことはできません。


しかし、このフェイスブックの場は公開されていますし、国民の皆さんが「コメント」として様々な意見を申し入れています。


仙谷さん、ここに意見を是非書き入れてください。
そして、それを評価するのはこのフェイスブックを利用している国民の皆さんです。もちろん私もコメントを書き込みます。


お待ちしてます。皆さんも是非ご意見をお寄せ下さい。


同じ件を報じる朝日新聞時事通信の記事を載せたのは、ともに同じ「(仙谷さんは違うと思いますが(^O^)=後略」という省略を用いているからだ。タイムスタンプから推測して、おそらく時事は朝日の記事をコピペして、一部を書き換えたのではないか。なぜなら、安倍晋三が「たち」を「達」と漢字で表記していて、朝日はそれをそのまま引き写しているのに対して、時事は「たち」という、マスメディアにおける標準的な表記に書き換えているからだ。

で、本論の安倍晋三フェイスブックの文章だが、

パフォーマンス目当ての議員(仙谷さんは違うと思いますが(^O^) 因みに野田総理、安住幹事長代理、細野政調会長、岡田副総理の名前を挙げましたが、仙谷議員の事にはまったく触れていません。その事が淋しかったのでしょうか(^_^;))達から注目を集めたいと申込まれた場合、いちいち公開討論を行う余裕は有りません。

という部分、括弧内がやたらと長くてきわめて読みにくい。だから朝日新聞の記者に添削されてしまったのだろう。
また、「申込まれた」という表記は誤りだ。「申し込まれた」と綴らなければならない。
さらに、「解散総選挙の陣頭指揮を執らなければならない私」と書いているが、解散権は総理大臣にあるのであって安倍晋三にはないからこれも誤りだ。
一番ひどいのは「国民の皆さんが「コメント」として様々な意見を申し入れています」という文章だ。「申す」は謙譲語である。日本語においては、相手が行った行動に対して謙譲語を用いた場合には「尊大語」になるのだが、こんな小学校か中学校で習うようなことも安倍晋三は知らないらしい。

なお、フェイスブックの文章は安倍晋三本人ではなく、代筆である可能性もあるが、その場合でも安倍晋三の頭の程度は文章を書いた人間と同程度ということになる。安倍晋三の名前で全世界に向けて発信されているからである。私自身は、上記フェイスブックの文章は安倍晋三本人が書いたものに違いあるまいと思っているが(笑)。