kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

田中美絵子、小沢一郎から完全離反し、オスプレイ東の「刺客」に

産経の記事より。他紙にも出ているが、こういうキワモノの事柄は産経からの引用がふさわしい。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121113/stt12111308310004-n1.htm

民主、小沢氏側近に「刺客」 「元」小沢ガールズ田中美絵子氏を東京15区で擁立へ


 民主党は12日、前回の衆院選で石川2区から立候補した田中美絵子衆院議員(36)=比例北陸信越ブロック=を次期衆院選で東京15区に擁立する方針を固めた。東京15区は「国民の生活が第一」の東祥三幹事長(61)の地盤。

 民主党関係者によると、同党の鉢呂吉雄選挙対策委員長が田中氏に東京15区からの出馬を打診、都市部からの立候補を希望していた田中氏は受け入れる意向を伝えた。

 民主党執行部は、「元」小沢ガールズを「刺客」として小沢氏側近の地盤に送り込むことで、生活と決別する姿勢を鮮明にする狙いがある。一方の田中氏は、キャリア官僚との不適切な交際が週刊誌で報じられたことをきっかけに、民主党石川県連が2区での公認は困難との見方を示していた。

 田中氏は、前回衆院選自民党森喜朗元首相に惜敗したものの、比例代表で初当選を果たした。

MSN産経ニュース 2012.11.13 08:29)


記事にあるように、田中美絵子は2009年衆院選では石川2区から立候補。「森を伐採する」を合言葉に、一時は元首相・森喜朗(自民)を相手に選挙区で勝つのではないかとも言われたが、結局森に敗れて比例で復活当選した。

あの民主党に「超追い風」が吹いた「政権交代選挙」でも選挙区では勝てないほど弱い候補で、石川2区ではスキャンダルを嫌われてお払い箱になるくらいだから、次の選挙では比例復活にも遠く届かない惨敗を喫して落選することは確実だ。注目は「国民の生活が第一」幹事長の「オスプレイ東祥三」を落選に追い込むことができるかくらいしかない。

東京15区は、そのオスプレイ東と、民主党都議時代の2008年に飲酒運転で交通事故を起こして議員辞職に追い込まれたみんなの党世襲議員柿沢未途自民党落下傘候補・秋元司の三つどもえになると予想されているが、柿沢が一歩リードかとも言われている。なぜ都議を議員辞職したみんなの党世襲議員ごときが国政選挙に当選できるのか私には理解不能だが、ことほどさように東京15区とは不毛の選挙区なのである。

田中美絵子の「刺客」参戦は、その不毛さをさらに増すだけだろう。ただ、オスプレイ東はますます苦しくなったとはいえるかもしれない。それでも東は比例復活くらいはするだろうと私は予想しているけれども。なぜなら、東は「生活」には数少ない名前の知られた議員であり、「生活」は小沢一郎個人の人気によって、ある程度の比例区議席は獲得すると思われるからだ。

そう、「国民の生活が第一」は比例区が頼みの綱の政党なのである。