kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

環境派・嘉田由紀子が橋下徹にすり寄る。また頭痛が。

下記の朝日新聞記事について、既にあちこちで叩かれているようだが、すぐにこういうことを言うから嘉田由紀子という人は信用ならない。頭痛がする。


http://www.asahi.com/politics/update/1217/OSK201212170078.html

「橋下さんと共同行動、十分にある」嘉田・未来代表


嘉田由紀子日本未来の党代表

 知事と国会議員を兼務できないのは戦後、地方自治法アメリカから輸入したから。フランスはもともと兼務が大前提。ドイツも(含め)ヨーロッパ型は地方の知事や市長が参議院を兼務するのは当然です。地方の声があがるから、政策も実行力のあるものができる。

 今回、(日本維新の会代表代行の)橋下(徹)さんが「参議院との兼務を法律改正せえ」と(言った)。橋下さんと一緒に訴えていきたい。滋賀県民のみなさんに理解してほしいのは、県をおざなりにしているのではなく、よりよい県政をやるために提案をする。無駄遣い、縦割り、効率の悪い行政を押しつけられている。(橋下さんとは)今までも関西広域連合でずっと一緒にやってきた。(国政でも)共同行動をとることは十分にある。(東京都内で取材に)

朝日新聞デジタル 2012年12月17日20時14分)


遅ればせながらこの記事に「はてなブックマーク*1をつけ、下記のようにコメントした。

嘉田由紀子, 橋下, これはひどい 飯田哲也もそうだが、嘉田由紀子のこうした橋下との親和性に小沢一郎が目をつけ、橋下と自らのグループをつなぐブリッジ役として期待したのが嘉田を担いだ発端だったんだろうね。見切り発車せざるを得なくなったけど


たらればの話になるが、橋下と石原慎太郎ではなく、橋下と小沢一郎が日本維新の怪のツートップになった場合でも、今回の衆院選と同程度の、比例区の獲得議席民主党を上回る選挙結果になったと思う。しかしそれはあくまで橋下徹の人気によるものであって、嘉田由紀子小沢一郎を合わせても比例区共産党を下回る得票しか得られなかったというのが今回の衆院選ではっきりわかったことだ。つまり、政治市場における小沢一郎単体の商品価値がその程度にまで暴落していたことを、今回の選挙結果がはっきり示してしまった。また、これは確かめようがないことだが、石原慎太郎が橋下と組まずに、旧たちあがれ日本の党首として衆院選に臨んだと仮定したら、今回の日本未来の党にも及ばない惨敗を喫し、比例区ではおそらく1議席も獲得できないという、社民党をも下回る結果になったに違いない。本来なら、石原慎太郎にも小沢一郎をも下回る程度の商品価値しかなかったはずだ。

だが、現実には今回のような選挙結果になってしまった。年末に第2次安倍晋三内閣を発足させるそもそものきっかけは、8月15日に朝日新聞が1面トップで「スクープ」した、橋下の安倍晋三への維新の怪党首就任要請であり、さらに石原慎太郎と組んだのも橋下の強い意向による。つまり、橋下こそ日本の政治を極右化させた元凶だ。改憲に執念を燃やす安倍晋三の復活を招いたばかりか、既に中国を挑発して日本の製造業に多大な損害を与え、「石原不況」を招いた石原慎太郎をのさばらせた橋下と平気で「共闘」発言のできる嘉田由紀子は、やはり全くもって信用ならない人だと改めて思った。

嘉田のお仲間の飯田哲也といい、どうして日本の「環境派」ってこうなんだろうか。