勝谷誠彦がまた「活厄」の場を一つ失った(笑)
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130305/ent13030519070009-n1.htm
たかじんショック、コラムニスト・勝谷誠彦氏が読売テレビ「そこまで言って委員会」降板
コラムニストの勝谷誠彦さん(52)が5日、コメンテーターを務める読売テレビ系の人気番組「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜午後1時半)を降板することを自身のホームページ(HP)や有料配信メールで明らかにした。食道がんで休養中のやしきたかじんさん(63)の番組復帰が秒読みの中、新たな波紋を起こしそうだ。
勝谷さんは「2013年3月5日号。〈『たかじんのそこまで言って委員会』辞めます〉」と題し、「辞めるというこちらが主語で書いたのは『今週の金曜日(8日)の収録を最後に』と言われたので『出ません』と私から断ったからだ。事実は、クビだと言われたわけである」とつづっている。
理由については「『あれだろうな』というものはもちろんある」としながらも詳細は明らかにしていない。関係者の話を総合すると、番組収録中の同氏の過激な発言内容をめぐって、スタッフ側とたびたびトラブルになっていたという。
一方で、復帰が秒読み段階に入っているたかじんさんについて、勝谷氏は「申し訳が立たないと思っている。たかじんさんの留守を、これは本当に必死で守ってきたつもりだった」と記している。
今回の降板について、読売テレビでは「次回の収録から参加されないのは事実ですが、経緯などについてはお答えできません」としている。
(MSN産経ニュース 2013.3.5 19:05)
7年前にブログを始めた頃、勝谷は私の天敵だった。当時の私の一日は、今はなき「さるさる日記」で勝谷の暴言を確認することから始まっていたし、勝谷はテレビ朝日の早朝番組にも出ていた。『きまぐれな日々』で最初に多数のアクセスをいただいたエントリも、勝谷の悪口を書いた記事だった。
しかし、その後勝谷は有料メルマガを始め、「さるさる日記」も閉鎖になり、テレ朝の早朝番組からも勝谷は締め出された。さらに東京に引っ越してきたあとは、間違ってたかじんの極右番組を見てしまう恐れもなくなった。
いつしか私は勝谷の存在自体を忘れてしまっていた。そういえばそんな奴もいたっけな、と思って「勝谷誠彦」でググっても、もはや『きまぐれな日々』の記事は表示されなくなっていた。一昨年秋以降、週1回の更新にとどめている『きまぐれな日々』でよく参照される過去の記事といえば、稲田朋美をdisった下記の記事くらいになっている。
- きまぐれな日々 極左と紙一重の極右・稲田朋美を衆議院選挙で落選させよう(2008年3月30日)
城内実をdisった下記記事もGoogle検索の2ページ目に後退してしまったし、そもそも今時城内実に注目している人間など誰もいない。
- きまぐれな日々 テロ行為と極右政治家・城内実だけは絶対に許せない(2008年11月20日)
勝谷誠彦は、稲田朋美や城内実にも勝るとも劣らない極右だ。産経の記事についた「はてなブックマーク」のコメントを見ると、こんなことを書いている人がいる。
ryu34saito とても残念。番組が中韓寄りにならなければ良いが。 2013/03/05
つまり、こういう人に「いなくなって残念」と思わせるような発言を勝谷は繰り返していたということだ。
ところが、勝谷にはもう一つの顔がある。「小沢信者」としての顔である。2006年の途中くらいまでは小沢一郎よりもむしろ安倍晋三びいきだった勝谷だが、第1次安倍政権が発足する少し前の第3次小泉政権末期頃から、安倍晋三とは対照的に「空気を読んだ」勝谷は、「小沢信者」へと転向した。勝谷と非常に仲の良い田中康夫の影響もあったのかもしれない。小沢一郎の崇拝と「反韓・反中」は立派に両立することを勝谷は示している。
その勝谷がたかじんの極右番組を追われたことについては、「極右の内ゲバ」としか私には思えない。単に、昨年末の総選挙で生活の党日本未来の党が惨敗し、小沢一郎の政治生命が事実上絶たれたために、勝谷の商品価値が暴落しただけの話だろう。
ところで勝谷というのは自己愛が極端に強い人間だ。下記の記事からもそれがうかがわれる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000036-dal-ent
レギュラー出演する読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜、後1・30)を降板することが明らかとなったコラムニストの勝谷誠彦氏が6日、自身の公式サイトや有料配信メールを更新した。
読売テレビは、5日、本紙などマスコミの取材に対し、勝谷氏の「‐委員会」の出演について、3月3日の放送が最後になることを認めた上で、降板理由を「お答えできない」と明らかにしなかったことについて、「私こそ知りたいんだから。直接聞きにいきましょうか(笑)」などと、“挑発”的にコメントした。
勝谷氏は「ホントにどうでもいいことだと、この日記の読者のあなたや、あなたは思っている。だけど世間が騒ぐの面白いねえ。読者の特権だぁ(笑)」と題し、3月6日号のメールを配信。
「ある番組をクビになったことなど、私にとってはホントにどうでもいいことなんですよ」などと切り出し、「‐委員会」出演について、読売テレビが降板理由を「お答えできない」と明かさなかったことに、「『お答え』してくださいよ。私こそ知りたいんだから。直接聞きにいきましょうか(笑)」と反応した。一方で、自身は降板理由について「書くまいと決めている」と公表するつもりはないことを明かし、読売テレビ側に「どういう風圧がかかるのかを愉しみにしている」ともつづった。
勝谷氏は、この日の配信メールを書きながら、「涙が止まらなくなっている」などとも記した。
勝谷氏は、5日の配信メールで、「『今週の金曜日(8日)の収録を最後に』と言われたので、『出ません』と私から断った。事実はクビだと言われたわけである」などと書いていた。
(デイリースポーツ 2013年3月6日15時48分)
勝谷の降板は誠に喜ばしいが、たかじんの極右番組がまだ続くらしいことには寒心に堪えない。