kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

橋下が「辞める辞める詐欺」やってる間に、大阪の教育現場が崩壊(呆)

橋下徹の「日本維新の怪」辞意表明の件は、結局「辞めるのやめた」で一件落着。鳩山由紀夫でさえ「辞めるのやめた」と言うまでに数か月を要したというのに(しかも最後には本当に辞めた)、橋下は1日2日でやってのける。呆れたものだ。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130727/stt13072715320008-n1.htm

維新・橋下代表、辞意表明も慰留受け入れ続投 参院選総括で


 日本維新の会は27日、低調な結果に終わった参院選を総括する執行役員会を東京都内で開き、橋下徹石原慎太郎両共同代表の続投を確認した。橋下氏は大阪市長の職務に専念したいと辞意を表明したが慰留され、最終的に「これからも全力を尽くす」と続投に応じた。2人を中心に党の立て直しを図るが、東西に拠点がある党運営の在り方や歴史観の不一致など課題は多く、党勢回復につながるかは見通せない。

 2時間近くに及んだ執行役員会では、幹事長の松井一郎大阪府知事も辞任の意向を示したが、続投となった。

 松井氏らによると、橋下氏は「来年秋に想定される大阪都構想の是非を問う住民投票に専念したい」と、辞意を明言した。これに対し、石原氏らが「みんなで手伝うので汗をかいてほしい」「党に欠かせない存在だ」などと慰留。最終的に石原氏の提案で挙手による多数決となり、結果を橋下氏が受け入れた。

MSN産経ニュース 2013.7.27 15:31)


この記事を見る限り、橋下に辞めるつもりなど全くなく、単にマスコミに報じさせて注目を集める狙いしかなかったようだ。石原慎太郎の提案で挙手による多数決となったなどと書いているが、橋下辞任に賛成した者などいるはずもない。

さて、橋下や石原がこんなくだらない茶番を演じている間に、大阪の教育現場はすっかり崩壊してしまったようだ。


http://mainichi.jp/select/news/20130727k0000e040141000c.html

大阪市教委:教頭試験、受験者を指名…待遇悪く、希望者減


 大阪市で今春、市立小学校の教頭を希望する教員が不足し、昇任試験で不合格にした6人を急きょ追加合格させていたことが分かった。教頭は多忙な上に待遇が悪く、希望者が年々減っている。昇任試験はこれまで希望者が受験していたが、市教委は今年度、教頭の候補者約350人を指名、校長の推薦者と合わせ、全員に原則として受験を義務付ける。市教委によると全国でも異例という。


 ◇不合格6人今春昇任

 市教委によると、今春の人事異動で小学校の教頭が6人足りないことが分かり、昨年8月に実施した昇任試験の不合格者のうち成績上位者を合格にした。

 受験の有資格者は、34歳以上54歳以下で経験5年以上の教員。小学校に約3300人、中学校に約2200人いる。しかし、昨年度の受験者は小学校58人、中学校37人で、いずれも全体の2%程度だ。競争倍率は小学校1.35倍、中学校1.48倍。2001年度と比べると、小学校で10分の1、中学校で20分の1に落ち込んでいる。

 退職金の減額による早期退職者の急増も影響した。今年1月から国が退職手当の水準を引き下げたのに合わせ、市立小中学校教員の退職金も約300万円減に。昨年度末、定年以外の退職者は、前年度より126人多い370人に上った。

 市教委は今年5月、教員約600人を対象に、教頭など管理職になる意思の有無や、管理職を敬遠する理由などを調査。今年度の昇任試験では、筆記試験を廃止し、年齢上限も59歳に緩めた。受験者の指名について高井俊一・教職員人事担当課長は「強制しないが、強いメッセージを出すことで、受験者の掘り起こしや管理職を目指す意識付けにつなげたい」と話す。

 文部科学省の調査(06年度)によると、公立小中学校教頭(副校長)の労働時間は、1日平均約11時間半〜12時間で、一般教諭より1時間ほど多い。教頭などへの昇任試験を巡っては、東京都で近年定員割れ。神戸市でも受験者が減っており、労働環境改善のため今年度から調査を進めている。【林由紀子】

毎日新聞 2013年07月27日 08時24分


橋下が本当に「辞める」べきなのは、日本維新の怪の共同代表なんかではなく、大阪市長だろう。