kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

佐々木喜一・下村博文・前原誠司・イオンド大学

下村博文がまたトンデモ妄言「国公立大2次試験の学力試験廃止 人物評価重視」だって(呆) - kojitakenの日記 に関連して、この「トンデモ」提言を出そうとしている教育再生実行会議に、「イオンド大学」から名誉博士号を授与されたという佐々木喜一なる人物が加わっていることが話題になっていると知った。

イオンド大学」というのは「トンデモ」界隈では有名らしいのだが、不明にして知らなかった。


https://twitter.com/kb_takahashi/status/388541380920094720

広報部長・高橋
@kb_takahashi

教育再生実行会議のメンバーにイオンド大学(=お金を払えば学位が貰えるところ)の名誉博士が。そんなバカな、と思って調べたらガチだった。成基コミュニティグループ代表の佐々木喜一氏。 http://ow.ly/pI8bL め、めまいが…。

2013年10月10日 - 22:47


佐々木喜一なる人物も全く知らなかったので、「佐々木喜一」でググると、やはりというべきか、トンデモのいもづるが引っかかった。

成基コミュニティグループ50周年記念式典
公開日: 2012年10月8日 | 投稿者: 下村博文


成基コミュニティグループ50周年記念式典に出席をする。成基は塾生数2万人を超える日本を代表する民間教育グループで京都を中心に展開している。

佐々木喜一会長は2代目だが、すでに25年間先頭に立って活動しており私の同志でもある。

その式典の前には映画「祈り」が上映された。50周年の節目に白鳥哲監督に協賛したということだ。成基では授業の前後に全員で合掌し黙想を行っている。「祈り」とは自らを支えてくれている周り(世界)への深い「感謝」であり、周り(世界)がより良くなっていくために自らが役立ち続けることへの「決意」であり、それでも自分一人ではできない多くの事に対して謙虚な心で向き合うことだと言う。

佐々木代表の求道的精神が映画に表れており、受験道を学ぶことを通じて人の道を究めていく手段と位置付けが徹底している。

その徹底した教育のあり方は、社員教育にも現れている。600人を超える祝賀会の参加者1人ひとりの為に社員300人を割り振り、おもてなしの心に徹していた。ホテルグランビアの社員も感心する驚くほどのサービス精神で、すべてのホテルの場所で笑顔で元気よく挨拶し応対している。

公立学校では当然のこと、私立学校においても教師にここまで徹底し、おもてなしをさせることは不可能だろう。しかし、佐々木さん達がやっていることは単にサービス産業としての対応ではない。教育の自らの実践の表れでもある。勉強だけできても人間として意味がないのだ。

成基コミュニティグループの今後50年後(100周年)に実現したい事は、「世界中の人々を幸せにする人財輩出機関日本一」だそうだ。それを既に実行している。


下記は、ちょっと出所に難があるので(「小沢右派」のブログ主が『日刊ゲンダイ』の記事を収録したもの)リンクのみ挙げておく。


上記リンク先にもあるが、前原誠司も引っかかったいもづるの1つ。「佐々木喜一 前原誠司」でググったら、下記が引っかかった。佐々木喜一自身のサイト。


これは、下村博文が出席したのと同じ「成基コミュニティグループ50周年記念式典」における前原誠司の他、京都市長門川大作京都府知事・山田啓二ら、そして最後に登壇したらしい下村博文の祝辞を紹介する記事だ。

トンデモのいもづるは意外にも大きく広がっていた。