kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小泉純一郎や山本太郎への支持は「脱原発」派の自殺行為

朝日新聞(11/14)の社説が小泉純一郎の「原発ゼロ」を取り上げていたのに呆れた。あんなのは山本太郎の「天皇お手紙事件」と同じで、勝手にやらしておいて相手にしなければ良いのだ。最初に小泉の「原発ゼロ」を毎日新聞で宣伝した山田孝男という記者が文藝春秋に何やら書いているらしい。私は読んでいないが、どうやら小泉は安倍政権のエネルギー政策を「脱原発」に転換させることによって、安倍政権の長期化を狙っているらしい。そんな小泉に「エール」とやらを送る野党の人士には失望を禁じ得ない。もっとも、小沢一郎には失望も何もしない。夕刊紙に「小泉・小沢 共闘」などと見出しが躍っていても鼻で笑うだけである。

そもそも小泉と山本太郎を支持することほど有害な「リベラル・左派」系の「脱原発」派の自殺行為はないのであって、山本太郎は自らの公式サイトにこんなことを書いている。

http://taro-yamamoto.jp/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/%E5%9C%92%E9%81%8A%E4%BC%9A%E3%81%A7%E5%A4%A9%E7%9A%87%E9%99%9B%E4%B8%8B%E3%81%AB%E6%89%8B%E7%B4%99%E3%82%92%E6%89%8B%E6%B8%A1%E3%81%97%E3%81%9F%E8%A1%8C%E7%82%BA%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

2013年11月8日
園遊会

今回のお手紙をしたためた件で騒ぎが大きくなるにつれ、陛下と皇后陛下の御宸襟を悩ませる事態になった事を何よりも猛省しております。

もし、もう一度御会釈の機会があれば、いつの日か今回の非礼をお詫びしたいと思っておりましたが、参議院の処分は「皇室行事への参加は認めない」と言う事で、その願いは叶わず、二重橋でお詫びいたします。

生命に関わる事は遅々として進まず、刻々と過ぎていく時間に焦りを感じていた
この胸の内を、苦悩を、理解してくれるのはこの方しか居ない、との身勝手な敬愛の念と想いが溢れ、お手紙をしたためてしまいました。
国権の最高機関の一員としての意識をしっかりと持ち、市民の皆様と繋がり、この国に生きる子ども達を待ったなしの被曝から護り、収束作業員の劣悪な労働環境、危険すぎる食品の安全基準、全てを隠蔽し人間の尊厳を奪う特定秘密保護法に全力で立ち向かうことをお誓い申し上げます。

山本太郎

「誤審金」といい「二重橋でお詫び」といい、スポーツ紙に報じられていたことではあるが、山本は自らのサイトで公式にそれを表明した。「お沙汰」とか「誤審金」などという言葉がぽんぽん飛び出すあたり不自然だが、山本には酷使系の振付師がいるのではないかとのもっぱらの噂であり、私もその推測は当たっていると思う。ただ、どうやら振付師の御仁は酷使様としては修行が足りないらしい。というのは、私が調べた限り、「真菌」とは「最高敬語」と呼ばれる言葉であり、「玉音放送」の「玉音」や、昭和天皇死に至る病にかかった時に酷使様たちが「ギョクタイにメスを入れる」ことの是非を議論したという「ギョクタイ」*1などと同じカテゴリに属する。つまり、天皇ただ一人に対してのみ用いられる言葉である。だから「誤審金」の「御」は不要であって「真菌」が正しいらしいのだ。山本太郎のおかげで余計なことを覚えてしまったし、これで「誤診金」やら「心筋」やらがATOKの辞書に登録されてしまう事態が生じることを恐れる。

山本太郎天皇に手紙を渡した時、山本は深々とお辞儀をした。これについて、「天皇陛下への手紙」山本太郎さん記者会見ノーカット10/31(全部文字起こし) - みんな楽しくHappy♡がいい♪ が、お辞儀をする山本の画像を掲載して、こんなことを書いている。

"これは「拝」と言い、天皇や神様に対してのみ行う、90度の角度でお辞儀をする作法”だそうです。
このような作法の礼をするなんて・・・、太郎さんの決意を感じます。

山本太郎にせよブログ主の "kiikochan"*2にせよ、「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」と規定した大日本帝国憲法時代精神を持っている、化石のような人たちらしい。

*1:漢字で書かなかったのは、ATOKの変換候補になかったからである。こんな言葉を記憶させたくなかったからカタカナにした。

*2:「きっこ」と紛らわしいこの人のブログが、私は大嫌いである。