kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

前回宇都宮氏選対 vs. 澤藤統一郎氏のバトルのその後

きまぐれな日々 宇都宮健児氏の前回都知事選選対に見る同調圧力・全体主義 のコメント欄に、「鍋パーティー」ブログ編集長のTakky@UCさんからコメントをいただいた。


http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1329.html#comment17467

>澤藤氏父子の告発を黙殺し続ける宇都宮氏選対の体質には強い不信感を持つものである。

宇都宮陣営がこの件について黙殺し続けていると言うことですが、以下に今回の件についての見解があります。

「澤藤統一郎氏の公選法違反等の主張に対する法的見解」
http://utsunomiyakenji.com/pdf/201401benngoshi-kennkai.pdf

すでにご存知でしたらご容赦ください。

2014.01.06 19:04 Takky@UC

この件は知りませんでした。教えていただきありがとうございます。

私が記事を書いたのは1月5日夜から6日朝にかけてですが、リンク先の文書(中山武俊、海渡雄一((文書には「海度雄一」と記載されているが、誤変換であろう。)、田中隆3弁護士の連名)は1月5日付ですが、翌6日付の澤藤統一郎弁護士のブログ記事は、下記のような書き出しになっています。


澤藤統一郎の憲法日記 » 宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその17(2014年1月6日)

宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその17

本日、「澤藤統一郎氏の公選法違反等の主張に対する法的見解」(1月5日付)という文書が、「人にやさしい東京をつくる会」のホームページに掲載になった。(以下略)


「本日」というのはブログ記事の日付である1月6日と思われます。
宇都宮健児氏を支持する前にやるべきことがある(3): 醍醐聰のブログ(2014年1月4日)に、

 この連載記事の(2)で触れたように、私は澤藤統一郎氏の連載記事「宇都宮健児君、立候補はおやめなさい」で指摘された宇都宮健児氏の政治団体「人にやさしい東京をつくる会」の選挙運動費用収支報告書」の記載内容、およびそれと関連する同会の「政治資金収支報告」の記載内容に関心を寄せている。そして、関係する法令、報告書の写しは入手し、ひととおりの検討は終えているが、同会によると、公選法専門の弁護士団が公式見解をまとめ、この6日に発表する予定とのことである。

とあるので、文書は5日付ですが、ホームページへの公開も6日は行われたものでしょう。

いずれにせよ、澤藤氏のブログに最初の告発が掲載された昨年12月21日から半月が経過しています。その間、一昨年の都知事選における宇都宮氏の選対の人たちは、澤藤氏の告発を黙殺していたと言われても止むを得ないのではないでしょうか。

なお、選挙違反の問題については、「きまぐれな日々」の記事にも書いたように、私は論じませんし、現時点では宇都宮氏選対と澤藤弁護士のどちらの側に立つものでもありません。「宇都宮健児氏を支持する前にやるべきことがある」と仰る醍醐聰東大名誉教授(会計学)の第三者的な論考に注目したいと思います。私は、醍醐聰氏の下記の指摘に共感するものです。


宇都宮健児氏を支持する前にやるべきことがある(1): 醍醐聰のブログ(2014年1月4日)より

市民運動全般に通じる悪弊の氷山の一角
 辞退の返答を思案する過程で私が入手した旧宇都宮選対の体質に関わる情報、それを正すために宇都宮氏がどのように対応したかを示す情報は、私自身が近年、市民運動に係わる中で体験したいわゆる革新陣営(個人か団体かを問わない)の中に少なからず存在する言動の内外落差――対峙する陣営に対して向けるのと同じ反民主主義的体質、個の自立の欠如、身内の弱点を自浄する相互批判を回避・抑制する悪弊に染まっている弱点――を感じた。