kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

バカンティと笹井芳樹と小保方晴子と

STAP細胞の件で、今日(16日)午後、笹井芳樹が記者会見する。

http://mainichi.jp/select/news/20140415k0000e040230000c.html

STAP細胞:理研の笹井氏、16日会見 責任著者の一人


 STAP細胞の論文問題で、理化学研究所は15日、論文共著者の笹井芳樹・発生・再生科学総合研究センター副センター長が16日午後、東京都内で記者会見すると発表した。理研の主要著者で、公の場で発言していないのは笹井氏だけだった。

 笹井氏は、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーらによる英科学誌ネイチャー論文の責任著者の一人。小保方氏に助言する役割を務め、文章や図の構成などを担当した。理研調査委に「過失とはいえ、責任は重大」と指摘された。【根本毅】

毎日新聞 2014年04月15日 13時32分(最終更新 04月15日 14時12分)


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STAP細胞論文の共著者・笹井芳樹氏が16日午後に会見へ


 STAP細胞論文の共著者で、理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長、笹井芳樹氏が16日午後、都内で会見する。

 笹井氏は、STAP細胞の論文執筆において、小保方晴子氏を実質的に指導する立場にあった。理研の調査委が先月発表した報告書では、小保方氏に捏造などの不正行為があったと認定したが、笹井氏については「研究不正には関与していないが責任は重大」と結論づけていた。

 会見では、笹井氏が論文の捏造問題やSTAP細胞の存在についてどう説明するのかに注目が集まっている。

 笹井氏はES細胞研究の第一人者。1986年に京都大学医学部を卒業後、神戸市立中央市民病院での内科研修医を経て、1993年に米カリフォルニア大学ロスアンジェルス校医学部の客員研究員に。そして1998年5月、京都大学再生医科学研究所の教授に就任し、2013年4月から現職を務める。

※THE PAGEでは16日午後3時から行われる笹井氏の会見をライブ配信する予定です。


一方、ハーバード大教授のチャールズ・バカンティが来日して、昨日(15日)、京都で講演会を行っていたらしい。

http://www.asahi.com/articles/ASG4H36LQG4HPLBJ003.html

バカンティ教授、小保方氏に「ボストンに戻っておいで」


 STAP細胞論文の主要著者である米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が来日し、15日に京都市内で開かれている国際会議で講演したことがわかった。出席者によると、論文について「すでに画像の取り違えの訂正がなされており、結論には影響を与えない。STAP細胞は必ず存在する」と述べたという。

 バカンティ教授は理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーの米留学時代の指導教官。論文への疑惑が指摘されて以降、直接の取材に応じておらず、国内で発言するのは初めて。この日は「世界気管支学会議・世界気管食道科学会議」に出席し、「再生医療と幹細胞」というテーマで講演した。会場は報道陣の入場が規制され、警備員が出入り口を固める異例の厳戒態勢が敷かれた。

 出席者の男性によると、バカンティ教授はスライドを使って講演。論文が不正と認定されたことについて、小保方氏の単純ミスだと主張。ホテルでパスワードキーを3回打ち間違えて入れなくなり、無理に頼んで入れてもらった、という例をあげ、同様のミスだと話したという。また、小保方氏に対し、「(大学のある)ボストンに戻っておいで」と呼びかけたという。

朝日新聞デジタル 2014年4月15日13時15分)

バカンティが小保方晴子に「ボストンに戻っておいで」と言ったとかいうバカな記事は、読売にも出ていた。

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20140415-OYO1T50023.html

バカンティ教授「STAPある」…京都で講演


 STAP(スタップ)細胞の論文問題について、責任著者の一人である米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が15日、京都市で開かれた気管支関連の国際会議で基調講演した。参加者によると、教授は「STAP細胞はある」と強調したという。

 講演のテーマは「再生医療と幹細胞」。参加者によると、バカンティ教授は、論文の画像が理化学研究所の調査委員会に不正と認定されたことについて、写真や図表を示しながら反論。「2か国で三つの研究機関にまたがる中で起きた単純な間違いで、悪意のあるものではなく、結論には影響しない」などと話した。さらに、脊髄損傷の猿や犬をSTAP細胞で治療したと説明したという。

 また、一連の研究には、理研の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)と、自らの研究室に所属する小島宏司医師の貢献が大きかったとした。

 そのうえで小保方氏に対し、「プリーズ・カムバック・トゥ・ボストン(ハーバード大があるボストンに戻って来て)」と呼びかけるスライドを示したという。

 国際会議の組織委は事前に「講演の内容はSTAP細胞とは無関係のトピックスで依頼した」と広報。会場は報道陣の入場が禁止された。参加者の一人は「バカンティ教授の説明では、証明が十分だとは思わなかった」と話した。

 バカンティ教授は2008〜09年、自らの研究室に小保方氏を受け入れて指導。理研の調査委による論文不正の認定については、所属する同大系列の病院の広報を通じ、「(STAP細胞という)発見全体が間違いだという説得力のある証拠がない以上、論文を撤回すべきだとは思わない」とのコメントを発表している。


理研の笹井副センター長が16日会見

 理化学研究所は15日、小保方氏の指導役で、論文執筆の中心メンバーである発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長(52)が16日午後に東京都内で記者会見を開くと発表した。笹井氏が会見するのは、論文問題が浮上してから初めてとなる。

(読売新聞 2014年04月15日)

読売も朝日同様、

「プリーズ・カムバック・トゥ・ボストン(ハーバード大があるボストンに戻って来て)」と呼びかけるスライドを示した

などとおバカなバカンティの発言を報じているが、朝日よりはマシな記事といえるだろう。下記の毎日の記事には小保方晴子の名前は出てこない。そして、バカンティの講演では小島宏司も講師を務めていたことが報じられている。

http://mainichi.jp/select/news/20140415k0000e040175000c.html

STAP細胞:論文共著の米大教授ら来日 京都で講演


 STAP細胞論文問題で、米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授と小島宏司准教授の共著者2人が15日、京都市で開かれている世界気管支学会議で講演した。報道関係者の入場が禁じられ、バカンティ教授らは講演前後も取材に応じなかった。来日中の日程なども明らかにしていない。

 講演を聴いた男性(38)によると、バカンティ教授はSTAP細胞を移植した動物実験の結果に触れ、「STAP細胞は存在する。(脊髄(せきずい)損傷で)歩けなかった犬が歩けるようになった」と写真などを示して報告したという。

 同会議組織委員会は1年以上前からバカンティ教授らに講演を依頼。ハーバード大側が「STAP細胞に関して一切コメントしない」ことを条件に講演を許可したという。【斎藤広子】

毎日新聞 2014年04月15日 11時02分(最終更新 04月15日 13時41分)

ところが、この小島宏司も論文における不正な画像の流用などの疑惑がネットに書き立てられていた*1。私は2ちゃんねるの生物板は覗いたことがないので、これらのことは詳しく知らなかったのだが、どうやら疑惑は底なしの様相を呈しているようだ。