kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

喜べ「小沢信者」諸賢! 「不正選挙」の発覚だ!?(笑)

このニュースに色めき立った「小沢信者」たちは少なくなかったのではないか。一昨日(6/26)の四国新聞より。

四国新聞社

白票水増し容疑で高松市職員ら逮捕/参院選比例

 昨年7月の参院選比例代表の開票作業で、集計し入力済みの白票約300票を再度入力させ、白票の投票数を水増ししたとして、高松地検特別刑事部は25日、公職選挙法違反(投票増減)の疑いで、当時、市選挙管理委員会事務局長だった山地利文容疑者(59)=現市農業委員会事務局長=ら3人を逮捕した。

 他に逮捕されたのは、前市税務部長の大嶋康民(60)、市消防局次長の山下光(56)の両容疑者。2人は当時、開票作業の得票計算係の責任者だった。

 3人の逮捕容疑は共謀の上、昨年7月22日、高松市の体育館で参院選比例代表の開票作業中、一度パソコンに集計入力した白票を担当者に手渡し、再度集計入力させ、白票の投票数を約300票増やした疑い。

 同地検は3人の認否などは明らかにしていない。

 市選管によると、得票計算係は、数え終えた投票用紙の束に、バーコード付きの表紙を付け、パソコンにバーコードを読み取らせて票数を入力する。バーコードは2回読み込めないが、新たな表紙を付けたり、直接パソコンを操作することで票数の操作は可能という。

 市選管は同日会見し、比例代表の開票作業の終盤で、投票総数と集計票数が合わない事態となっていたことを明らかにした。ただ、得票計算係が白票を含む無効票を再集計したところ、数は一致したという。

 高松の開票をめぐっては、参院選比例代表で約20万票を集めて当選した自民党衛藤晟一氏の高松の得票が0票で問題となり、刑事告発を受けた同地検が捜査。ことし2月には投票用紙を押収し、同日も市選管を家宅捜索した。市には昨年8月、今回の逮捕容疑と同様の内部通報があり、大嶋、山下両容疑者から事情を聴いたが否定していたという。

 前職も含め3人の市職員が逮捕されたことを受け、大西市長は「極めて遺憾。捜査の行方を見守り、厳正・適切に対処したい」と話した。

四国新聞 2014/06/26 10:05)

四国新聞社

選挙への信用失墜/白票水増し疑い

 公正であるべき選挙への信頼が崩れた。25日、昨夏の参院選で開票事務に携わった前職を含む高松市職員3人が、白票を水増しした疑いで逮捕された。「誠に申し訳ない」。前代未聞の事態に、市選管幹部はうなだれた。捜査のきっかけは、参院選比例代表で当選した自民党候補者の同市での得票が「0票」だった問題。投票箱の調査を求めてきた市民からは「信じられない行為だ」と憤りの声が上がった。

 「選挙への信用を大きく失墜させた。市民の皆さまに深くおわび申し上げる」。同日夜に市役所で記者会見した綾野和男市選管委員長は、苦渋の表情を浮かべながら深く頭を下げた。

 昨夏の参院選。逮捕された山地利文容疑者(59)は現場事務のトップ。大嶋康民(60)、山下光(56)の両容疑者は票を最終確定させる作業の責任者だった。

 市選管によると、当日は票の集計が合わず、無効票の再計算のため40分の遅れが生じた。不正は再計算時に行われた可能性が高く、票のつじつまを合わせようとしたとの見方もできるが、東原博志市選管事務局長は動機や手口について「事実関係がつかめていない」と述べるにとどまった。

 逮捕の契機となったのは、全国で20万票を獲得した自民党衛藤晟一氏の同市の得票がゼロだった問題。市選管は昨年秋、衛藤氏の支持者からの抗議などを踏まえて行った作業の検証結果を公表。当時選管事務局長だった山地容疑者自ら「原因は特定できない」と説明していたが、東原事務局長は「今思えば検証が不十分だったとの思いはある」と力なく話した。

 一方、衛藤氏の支持者で市選管に検証作業を求めてきた同市の自営業亀山巧さん(63)は「あきれて物が言えない」と怒りをあらわに。「検証作業も不正を隠すカムフラージュだったのでは。過去の選挙でも不正が行われた可能性が否定できない」と切り捨てた。

 市選管は「衛藤氏の0票問題との関連は分からない」としたが、大西市長は「容疑が事実なら、裏切られた思い」と肩を落とした。8月に知事選を控える中での不祥事に、市幹部の一人は「民主主義の根幹の選挙でまさか…。どうやって信頼を取り戻せばよいのか」とつぶやいた。

正統性揺るがす
 香川大法学部の堤英敬教授(政治学)の話 逮捕容疑の通り白票を再度入力させたという事実があるなら、選挙の正統性を揺るがす事態。他の選挙の信頼性にも影響を及ぼしかねない。ましてや選管という正統性を担保する立場の人間が故意に行ったのだとすれば、非常に悪質で憂慮すべきことだ。

四国新聞 2014/06/26 10:05)

被害に遭った衛藤晟一は言わずとしれた安倍晋三の側近である。そのせいもあってか、「あべぴょん」平井卓也自民党衆院議員(香川1区選出)をオーナー一族から排出(誤変換ではない)している『四国新聞』は、強い調子で高松市選管を非難している。元住民の私としても、被害に遭った政治家のトンデモぶりは別にして「高松市何やってるんだ」と言いたくなるが、「小沢信者」たちにとっては拍子抜けといったところかもしれない。しかし、小沢一郎の宿願だった集団的自衛権行使容認を小沢に代わって果たそうとしている安倍晋三の側近が被害に遭った裏には、やはり何らかの「陰謀」があったかもしれないという推測も成り立つかも!?(笑)

なお、この件、やはりというべきか昨年8月にリチャード・コシミズ信者の人間がブログ記事にしていた。