kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

海江田万里が落選

衆院選、一度は当選確実が出た長島昭久小選挙区で敗れ、惜敗率末松義規及び菅直人と争うと見られた海江田万里が落選することが確実になった。

私は、東京(東日本)で維新が弱いワケ/東京の民主「リベラル」候補落選の可能性が高まる - kojitakenの日記(2014年12月7日)で、下記のように書いた。

こうして、維新に過大な譲歩をした東京の民主党は、今回惨敗する可能性が極めて高い。なにしろ、マスコミの情勢調査報道を見る限り、上記「得票力の高い」と書いた長島や松原らでさえ、小選挙区で負ける可能性がある。海江田万里菅直人には、長島や松原よりももっと苦戦が予想されているので、海江田や菅には、比例復活も果たせず落選する可能性が高まってきたのではないかと私は見ている。比例復活の枠を長島や松原らが占めてしまうと自動的にそうなるわけだ。そうなると、民主党代表選が行われ、保守派の政治家が民主党代表に就任することは目に見えている。その場合、民主と維新が丸ごと合流する可能性が高まる。

上記は最悪のシナリオだが、そんな可能性を孕んだ「野党共闘」を、「リベラル」派と目される朝日・毎日両紙や政治評論家や政治ブロガーたちは応援してきたわけだ。その責任はきわめて重いと思う。


しかし、まだ当落がはっきりしていない菅直人はともかく(正直言って本当に落選するのは菅の方だろうと予想していた)、海江田が本当に落選するとは思わなかった。自ら蒔いた種とはいえ、あまりにも悲惨な結果である。