政党要件を失った生活の党はどうする/やはり派手に外れた鈴木哲夫の衆院選予想 - kojitakenの日記(2014年12月18日)にいただいたコメント。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20141218/1418860154#c1419595294
id:edo04 2014/12/26 21:01
小沢は、山本太郎を引き込んだようです。
http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-11969400655.html
そうか山本太郎か。そういやそんなやつもいたな。亀井静香なんかよりよっぽどありそうな話だと、この件を教えられて初めて気がついた。で、上記のコメントにリンクされた山本太郎のくだらないブログ記事を下記に引用する。
野良犬を保護
今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)
来年早くにも、新党結成と言う新しいお家を作り、党議拘束など、
制限が掛けられる事無く、大家族を目指してゆく、
との事です。
この件に関しての記者会見は、次期通常国会開会前に行います。
詳細はその時までお待ち下さい。
☆☆☆☆☆☆
新党を結成する事になった。
無所属だから応援していたのに、と言う方。
ごめんなさい。
一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。
政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、
政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、
などでもぶつけていきたい。
圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。
悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。
僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、
結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。
今までの政党の持つイメージを変えていきたい。
誰の為の政治を行うのか。
政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。
国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう
市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。
全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、
新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を
学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。
まずは、お知らせまで。
詳細は、通常国会開会前の記者会見をご覧下さい。
(『山本太郎の小中高生に読んでもらいたいコト - 山本太郎オフィシャルブログ』 2014年12月26日)
間違っても小中高生に読ませたくないひどい文章だが、この「数合わせ」の茶番を報じる朝日新聞デジタルの記事にまたずっこけた。
http://www.asahi.com/articles/ASGDV6QZ2GDVUTFK013.html
生活に山本氏 党名「生活の党と山本太郎となかまたち」
生活の党は26日、無所属の山本太郎参院議員と合流し、名称を「生活の党と山本太郎となかまたち」と変更した。「国会議員5人以上」という政党要件を満たしたことで、来年の政党交付金を受け取れることになった。代表は引き続き小沢一郎氏が務める。生活の党は、14日の衆院選での当選者が2人にとどまった。衆参あわせての国会議員が計4人になり、政党要件を失った。政党交付金は1月1日を基準日として算出されるため、年内に国会議員を再び5人にすることを目指して、無所属議員の勧誘を続けていた。山本氏は昨年参院選で初当選して以来、無所属で活動していた。
(朝日新聞デジタル 2014年12月26日21時40分)
なにその寒い政党の名前。いわゆる「キラキラネーム」というやつなのかもしれないが、不人気政党が有権者に媚びようという根性があまりにも寒い。「次世代の党」のネーミングも酷かったが、さすがに惨敗のひどさを次世代の党と激しく争った生活の党だけのことはある。
でもまあ、小沢と山本太郎ならお似合いだろうし、もともと山本太郎を全く買っていなかった私としては、山本が旗幟を鮮明にしてくれたことを歓迎したいくらいだ。小沢(生活の党)と山本とを別々に批判する手間が省けるからである。
何はともあれ、小沢、生活の党、それに「小沢信者」諸賢も、これでやっと年を越せそうだね。おめでとう。2日遅れの太郎クンからのクリスマスプレゼントだった。