予想通り、維新の党が本性を現した。朝日新聞(6/11)の一面トップにも同じ記者による同じ件に関する記事が掲載されている。
http://www.asahi.com/articles/ASH6B3K05H6BUTFK007.html
派遣法改正案、衆院通過へ 自民・維新が歩み寄り
藤原慎一
労働者派遣法改正案が来週にも衆院を通過する見通しとなった。維新など野党3党が提出していた、正社員と派遣社員らの賃金格差を解消する「同一労働同一賃金」推進法案の修正で自民と維新が合意したためだ。民主党など他の野党は反発を強めそうだ。推進法案では、維新が提出した当初案の「職務に応じた待遇の均等の実現を図る」との表現を、「職務等に応じた待遇の均等および均衡の実現を図る」に修正。措置を講ずる時期も「施行後1年以内」を「3年以内」へと緩和する。
また、「その後の実施状況を勘案し、必要があると認めるときは、所要の措置を講ずる」との文言も盛り込まれた。企業にとって負担増につながるため、自民が「骨抜き」を図った。
(朝日新聞デジタル 2015年6月10日15時13分)
昨年の衆院選で、「鼻をつまんで」維新に、とは言わぬまでも「勝てる候補」に投票せよと言って維新の党のほぼ現状維持という予想外の「大善戦」を助けた人たち(ネット検索すると、山口二郎、田中龍作、山本太郎などが引っかかった)はこの事実を直視すべきであろう。また、維新への投票の呼びかけまではしないまでも、江田憲司を買っていると言ったり、鳩山由紀夫の側近だった松野頼久あたりへの親近感を隠そうともしなかったりする「リベラル」たちにも同じことを言いたい。