kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

かつての盟友・野田佳彦(野ダメ)にも否定された「口先番長」前原誠司哀れ(ざまあ)


民主党前原誠司細野豪志や維新の党の江田憲司らがたくらんだ「クーデター」はどうやら不発に終わる気配が濃厚だ。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151113-OYT1T50200.html

民主解党論、長妻代表代行や野田元首相も批判
2015年11月14日 08時07分

 民主党執行部が、維新の党などとの新党結成を目指した年内の「民主解党論」への批判を強めている。

 長妻昭代表代行は13日の記者会見で、「重要なのは民主党がどういう社会を作るのか国民に理解してもらうことだ。大きな(野党)勢力を作るのは、その次だ」とけん制した。野田佳彦元首相も同日、千葉市内の民主党県連の会合で、解党に否定的な考えを示し、民主党再生の重要性を強調した。

 解党論は、前原誠司元代表や細野政調会長らが中心となって唱えている。細野氏は来週中にも岡田代表に直接、解党を申し入れる。執行部の一人は「(申し入れするなら)政調会長を辞めないと駄目だ」と細野氏を批判した。

 15日投開票の福島県議選を巡り、地元支持者から党本部に苦情が相次いでいることも、党執行部をいらだたせているようだ。執行部に近い中堅議員は「党内がゴタゴタして、いいことは一つもない」と語った。

(読売オンラインより)


野田佳彦(「野ダメ」)まで前原らのクーデターを否定したのか。野田といえばまず思い出されるのは、首相時代に朝日新聞星浩らに尻を叩かれながら自公との妥協に邁進した「自己犠牲精神」あふれる姿だ。野田(や星浩ら)が敷いたレールの上を、いま安倍晋三が走って(暴走して)いる。そして二番目に思い出されるのは、前原が代表を務めていた2006年に故永田寿康が引き起こした偽メール事件の対応を誤り、ライブドア事件追及の機運をしぼませるとともに前原と野田がダブル辞任に追い込まれたことだ。

しかし、その野田でさえ前原・細野・江田らのクーデターには同調しないようだ。仮に維新と新党を結成したところで、既に、(いかに表向きは敵同士として選挙戦を戦っていようが本心では)安倍晋三のもとに走っている橋下に加わってもらえるはずもなく、民主と(橋下から離れた)維新だけでは、新党が悲惨な末路をたどることが目に見えているためだろう。思想信条では野田は細野を除く執行部よりは前原の方によほどに近いのだから、野田がクーデターに加わらない理由は、クーデターには展望がないと野田が思っているからに決まっている。

一方、前原はおめでたいことに、おそらく一昨年秋に交わしたとみられる橋下との合流話が未だに生きているとでも思い込んでいるのであろう。橋下は同じ手口で小沢一郎をたぶらかしたあげくに待ちぼうけを食わせたことがある。橋下を信じていた小沢は、「私の考えは橋下市長と同じだ」と口癖のように言い続けたが、小沢のラブコールに橋下が応えることはついになかった。

参考までに、昨年6月、ハフィントンポスト日本語版にこんな記事が出ていた。以下記事の冒頭部分を示す。

民主党前原誠司元代表は6月7日、読売テレビの番組に出演し、日本維新の会を分党して新党を結成する橋下徹共同代表との将来的な合流について「(確率は)100%」と述べ、強い意欲を示した。時事ドットコムなどが報じた。

民主党は今のままでは国民の期待は戻ってこない。大きな家で野党再編をまとめるという意志を持たなければならない」とも語った。
前原氏はこの後、大阪市内で記者団に対し、野党再編に慎重な民主党海江田万里代表について「野党の遠心力を求心力に変えていく努力が足りない」と批判。
時事ドットコム『橋下氏と合流「100%」=「海江田氏は努力足りぬ」−前原氏』より 2014/06/07 10:51)

(後略)


また、昨年の今頃、私も下記の記事を書いた。リンクとタイトルのみ示す。


前原誠司とは、永遠の「口先番長」らしい。