kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

さとうしゅういち氏「野党側は、安倍総理の機先を制し、消費税5%への減税と、再分配強化を打ち出すべき」

スティグリッツ氏「消費増税すべきでない」国際経済分析会合(日経) - kojitakenの日記(2016年3月17日)よりも半日早く、さとうしゅういちさんが下記記事を書いていた。

野党は総理の機先制し、消費減税&再分配強化打ち出せ : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2016年3月16日)

スティグリッツ氏「消費増税すべきでない」 国際経済分析会合
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK16H26_W6A310C1000000/

「消費税増税はすべきでない」当然ですね。
もちろん、安倍総理も、最終的には増税延期&ダブル選挙へ環境整備をしているとの見方もできます。
はっきりいえば、社会保障に消費税増税が使われていないどころか、介護保険改悪さえもくろまれている状況では、三党合意にすら反しています。消費税5%への減税が筋でしょう。そして、さらに再分配を現状より強化(というか、金丸・竹下時代から弱体化してきたのを回復)するような税制、財政支出の在り方していかねばならないでしょう。
野党側は、安倍総理の機先を制し、消費税5%への減税と、再分配強化を打ち出すべきです。


「野党側は、安倍総理の機先を制し、消費税5%への減税と、再分配強化を打ち出すべき」。本当にその通りだと思うし、「リベラル」系マスメディアや保守派の反安倍・反自民人士たちに対して悪態をついているだけの私とは違って、建設的な提言をされるところは、さすがはさとうさんだと思う。

しかし、「民進党」に野合する予定の民主党と維新の党、特に財政再建原理主義者と思われる現民主党代表の岡田克也や、「一般消費税導入」を掲げて1979年の衆議院の解散・総選挙に臨もうとしながら世論の反対にあって一般消費税導入を取り下げたあげくに総選挙の自民党大敗をもたらした大平正芳を「尊敬している」と公言する「野ダメ」こと前民主党代表・前総理大臣の野田佳彦らに「消費税5%への減税」など打ち出せるはずがないのではないか、とも思う。

現在の「民進党」予定政党(民主党・維新の党)のていたらくでは、現在の暮らしや社会や政治に満足できない国民のニーズに応えられるはずもないから、現在永田町の外にいる有志たちが、現在の「民進党」予定政党などのダメ野党にとって代わろうとする動きをすべき時が来ているのではないかとの思いが強まってきている。つまり、反安倍・反自民の人たちは、もういい加減「民進党」予定政党にレッドカードを突きつけても良いのではないかと思う今日この頃なのである。