kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三に騙されるな! 奴は中曽根康弘の「死んだふり解散」(1986年)の再現を狙っているぞ!!

安倍晋三「熊本地震は大震災ではない」!? - kojitakenの日記(2016年4月19日)のコメント欄より。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160419/1461020453#c1461080670

id:axfxzo 2016/04/20 00:44
ひでえな。
この男にとって、阿蘇山でも炸裂、愛媛のあそこがぶっ壊れない限り、所詮は五十人程度の死人なんだろうよ。もしかして、熊本城ではなくて松下村塾とかが倒壊したら大震災なのか?
消費増税を延期しないという言葉通りならば…甚だあてにならん発言で、W選挙決断のタイムリミットが来たら、アメリカ学者のご高説と、この震災を理由に『熟慮を重ねて』発言撤回⇒有権者に判断を仰ぐで総選挙だろうけど(笑)…熊本の震災は改憲目指した総選挙に影響を与えないのだという解釈もできる。
どっちにしても、安倍晋三のこと。
熊本の市民生活なんぞより、ジッチャンの夢を果たすために解散総選挙を優先すると身構えるのが、常識的な見立てでは?
北海道の補選で大敗でもしない限り再考はなかろうし、そんな展開はそもそもあり得ないだろう。
ひたひたと、悪魔の改憲計画、進行中ってか?


昨夜の「気の抜けた」報棄てだかNEWS23だか(どっちだったか忘れた)では、熊本の地震でダブル選が遠のいたとか言っていたが、甘いと思う。

間違いなく安倍晋三の頭にあるのは、1986年に「死んだふり解散」をした中曽根康弘の手口だ。すべてはそのための布石だと私はにらんでいる。「消費税率引き上げは予定どおり」とシラを切り続けたり、「震災対応よりTPPを優先せよ、と国会審議を強行」したかと思うと、その直後にTPP法案の今国会成立断念民進党に伝えるなど、何をやりたいのかさっぱりわからない安倍晋三だが、夏の衆参同日選挙狙いだけには1ミリのブレもないと思う。

安倍晋三が父・晋太郎の秘書として政界入りしたのは1982年。1986年の衆参同日選挙は、まだ安倍が駆け出しの頃のことだった。安倍は自民党の重鎮だった父・晋太郎の秘書としてこの同日選の選挙戦に大いに汗をかいたという。安倍にとっては忘れられない思い出のはずだ。この時中曽根は盟友の読売・ナベツネ渡邉恒雄)と共謀して巧妙な「死んだふり」の演技をしていたが、衆参同日選挙狙いの本心はずっと変わらなかった。当時私はマスコミ報道を信じず、中曽根は衆参同日選挙をやるに違いないと予想していたが、それが的中して衆参同日選挙が行われ、自民党が大勝した。

政界入りして間もない頃のこの中曽根のパフォーマンスは、必ずや安倍晋三に強い印象を残したに違いない。安倍が今後も陽動作戦を繰り広げながら、最後には衆参同日選挙に突っ込む腹なのではないかと推測するゆえんだ。もちろん安倍がNHKや読売や産経の協力を得て「争点」にするのは消費税率引き上げ延期の可否である。安倍晋三が消費税率引き上げを予定通り来年4月に実施する考えなど毛頭持っていないと改めて断言しておく。

安倍晋三は本気だ。「憲法改正」に命を懸けている。その「人生最大の目標」のためなら何だってやる。だから被災地や被災者も国民の暮らしも安倍にとっては二の次三の次なのである。そんな安倍を間違っても甘く見てはならない。