kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

もう東京都知事選なんてうんざりだよ。やってくれるなそんなもの。舛添は好きではないが、都知事選やってももっとひどいのが出てくるだけだ

舛添要一の件は取り上げたいとも全く思わなかったが、どんどんエスカレートしてきている。猪瀬直樹の末期にも似てきた。

結局2013年末に猪瀬直樹が辞意を表明し、2014年早々に東京都知事選をやった時、私は、都知事選なんてやってくれるな迷惑だ、猪瀬は嫌いだけど猪瀬のままで我慢すると思った。結局あの都知事選は、反自公側が宇都宮健児細川護煕に分かれて戦ったが、両候補に不信を抱き、なおかつ舛添要一に投票する気も全く起きなかった私は、白票を投じた。

あの時感じたのと同じことを今感じている。舛添要一には問題点は多々あるが、それでも東京都知事選なんてもうやってくれるな、任期いっぱいまで舛添のままで我慢する、と重ねて言いたい。

以下、この件の他ブログ及びマスメディアその他の関連記事を挙げておく。

 舛添要一東京都知事石原慎太郎元知事は1999年の都知事選で対決しています。
このときは石原さんが圧勝しました。

 その石原さんは、知事時代に、豪華な海外出張、週三日しか登庁しない、職員も知事の所在を把握していないということがあったそうです。
一方、舛添さんは、石原さんに似た豪華出張や湯河原の別荘へ公用車で帰っているということが問題となっています。

 現時点では、舛添さんは、いわゆる大手マスコミでもフルボッコ状態です。

これに対して、石原さんに対しては、当時は、いわゆる左派しか批判していなかったような感があります。

2007年の東京都知事選の時には、「週刊現代」や「サンデー毎日」がしきりに追及し、私も同誌から引用した記事をブログに多数書きましたが、一部の左派から熱烈な支持を受けていた藤原紀香が乗っかった、佐々淳之公安、もとい考案の「反省しろよ慎太郎、だけどやっぱり慎太郎」なるふざけたキャッチフレーズに東京都民がコロッと逝ってしまって石原が圧勝した。あれを思い出すと今でも腹が立つ。

引用続き。

 舛添さんの税金の無駄遣いについて追及するのはいい。

しかし、だったら、石原慎太郎さんに対して、なぜ、当時のマスコミはあんなに腰が引けていたのでしょうか?

舛添さんについては、一定程度、脱原発姿勢でもあり、安倍自民党憲法草案についても批判的です。
そうしたスタンスが、自民党本部サイドから嫌われていることは想像できます。

そうした舛添さんなら、安心してたたける

そういうことではないでしょうか?

もっと言えば、安倍総理へのチェック機能を果たさず、舛添さんの問題「ばかり」を取り上げるのはいかがなものか?

もっと言えば、日本のTVは、ベッキーと川谷の不倫騒動ばかり。

北朝鮮みたいな、上から押しつけるようなファシズムではない。
しかし、知識人やマスコミが空気を読んで自発的に腰砕けになるファシズム

そのことを、舛添さんと石原さんに対するマスコミ報道の温度差から考えました。

辺見庸の言う、「鵺のようなファシズム」ってやつですね。

 東京都の舛添要一知事のに、次から次へと「政治とカネ」に関わる問題が発覚。TVのニュース・ワイド・ショーをはじめ、大手メディアもこぞって舛添批判(バッシング?)を行なっており、大きな騒動になりつつある。(-"-)

 舛添氏は釈明に努めているものの、都民の理解や納得を得られるような説明はなされておらず。逆に話せば話すほど、不信感が増すばかり。
 このまま行けば、近いうちに舛添氏が追い詰められて辞任するのではないかと。そして東京は、7月には衆参+都知事選のトリプル選挙になるのではないかという観測まで出始めているような有様だ。(@@)

<てか、7月に参院選と一緒に都知事選を行なうために、この時期に舛添おろしに着手したのではないかという観測も出ているです。^^;>

* * * * *

 mewは、生まれも育ちも、葛飾柴又ではないけど、ほぼずっとXX区の東京都民ゆえ、この舛添知事の諸問題にはそれ相当に関心をもってニュースはチェックしていたし。舛添氏を擁護する気もさらさらないのだが・・・。
 これまで、このブログでは敢えて取り上げるのを控えていた。(・・)

 というのも、一つには、mew&周辺が、メディア(特にTV)の舛添攻撃をしているのを見て「ここまでやるんだったら、何で石原が知事の時に、もう少し扱ってくれなかったんだ!」と怒りを覚えていたからだ。(`´)

<後半に記事を載せるけど・・・だって、石原都知事は外遊も含め、贅沢や無駄遣い、公私混同のやりたい放題で。しかも都の仕事は人任せにしえ、自分は週2〜3日しか&日によっては2〜3時間しか出勤せず。さらには金銭や利権がらみの疑惑も多々あったのに、最後まで大手メディアは(それこそゲンダイとごく一部の週刊誌ぐらいしか)石原知事の諸問題や批判を大きく扱わなかったんだよね。だから4期12年も知事を続けちゃったんだよ。(ーー)>
 
 そして、もう一つには・・・実は、mewは「春頃から舛添バッシング、舛添おろしが始まるかも知れない」というウワサを目耳にしていたので、本当にそうなるのかどうか、チョット様子を見てみたいと思う部分があったからだ。(@@)

* * * * *
 
 そもそも舛添要一氏は、自民党時代から安倍晋三氏&超保守仲間とは犬猿の仲で。<この辺りのことは、以前も何回か書いたし。また改めて書きたいと思っているのだけど。フランスかぶれ&近現代派の舛添氏は、安倍氏らの戦前志向の超保守思想をちょっとバカにしているところがあるのよね。^^;>
 舛添氏は、当時はもちろん、自民党をやめてから&都知事になってからも安倍首相や超保守思想を批判することがあるため、逆にネトウヨなどからめっちゃ反発や非難をされていたのだけど・・・。
 
 mewも今回、初めて知ったことに・・・その舛添知事が、昨年、訪韓した際に、韓国の朴大統領に首都圏での韓国学校増設に協力することを約束。3月に新宿区内の都有地(都立高跡地)を韓国政府に貸し出す方針を固めたことに、超保守派の関係者やネトウヨが激怒しているとのこと。(-_-;)
<東京都の貴重な土地を、韓国学校なんぞのために貸し出すことは許しがたい暴挙だと思うらしい。3月には都庁前で、抗議集会も行なわれたのだとか。^^;>
 
 また、森元首相をはじめとする国会の五輪族&官僚は、石原知事時代から、インフラも含めて東京五輪開催の計画や準備をアレコレ進めていて。都知事は、基本的に彼らの意向に従って、様々な負担も被るべきだと思っているのに、舛添知事は素直に彼らの言うことをきかないので(猪瀬知事と同様?)、早くチェンジした方がいいという意見が強くなっているとのこと。<しかも、都の職員の中には、国サイドとつながりのある人、アンチ舛添派が少なからずいるらしい!?^^;>

 さらに、OOやXXなどもあって、韓国学校への貸し出しが決まるのを機に、大きな力によって「舛添おろし」が起きるかもという話が出ていたのであるが・・・。(~_~;)

 3月中旬あたりから、贅沢な外遊の問題で批判が出始めたと思ったら、そこからあっと言う間に、次から次へと様々な問題が指摘され、マスコミからの一斉攻撃も行なわれるようになって、「あらら〜」という感じに。 (゚Д゚)
 そして、「あ、本当に大きな力による『舛添おろし』が行なわれてるのかも知れない」と思い始めている今日この頃のmewなのである。 _(。。)_

(後略=リンク及び引用など=引用者註)

ブログ主さんとは最近意見が合わないことが少なくないが、この記事には全面的に同感だ。引用文後半の推測の部分についても、当を得ている蓋然性が高いと思う。

そして、上記ブログ記事にも引用されているリテラの記事は、多くの人が目にするところでもあろうと思うので、リンクのみ掲げる。


さらに、橋下徹舛添要一に辞職勧告を出したなどと聞くと、ますます「踏ん張れ、舛添。橋下になんか負けるな」と「敵味方思考」丸出しで思ってしまうのである。下記は、「きまぐれな日々」にいただいた鍵コメにて教えていただいた産経の記事より。

2016.5.11 23:52更新
「思いっきり謝るか辞職だね」 橋下氏、舛添都知事ツイッターで勧告

 大阪府知事大阪市長を務めたおおさか維新の会前代表の橋下徹氏が11日、政治資金問題などが指摘されている舛添要一東京都知事に対し、“辞職勧告”を行った。自身のツイッターで「舛添さん、ここまで来たら思いっきり謝って、もう一度チャンスを下さいと都民にお願いするしかないね。国会議員だってこの程度のことはある。都民に土下座する姿勢であればまだ許されるギリギリのところでは?そうでなければ辞職だね」と投稿した。

(産経ニュースより)


日刊スポーツは、この騒動に悪乗りした飛ばし記事を書いている。

http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1645856.html

政界地獄耳
2016年5月12日19時34分 紙面から
政界でささやかれる「後任は橋下氏」

 ★当初はしんぶん赤旗のスクープだった都知事舛添要一の「政治とカネ」公私混同疑惑。今度は週刊文春が新疑惑を報じたことで、税金の使い方を巡る公私混同が大きく表面化した。知事を支える自民党都連は「都議会内でも自民党と知事はぎくしゃくしているが、この公私混同は致命的になりかねない」と困惑を隠せない。そもそも前知事・猪瀬直樹が「政治とカネ」で辞任した後、自民党は既に党を除名されていた舛添を急きょ擁立した経緯がある。

 ★高額の海外出張費や公用車での別荘通いを「何の問題もない」と突っぱねていたものの、9日に釈明のために出演したテレビでは、態度を一変させ「事務方に任せっぱなしだった」などと言い訳した。しかしなぜここにきて唐突に舛添疑惑が拡大化したのか。都議会関係者が衝撃のシナリオを解説する。「8月5日から21日までのリオ五輪を前にしているからだ。閉会式では4年後の東京五輪開催地の都知事に引き継ぎが行われる。それに『政治とカネ』まみれの舛添を立たせたくないという勢力があるようだ」。

 ★政界では公然と舛添降ろしが進行しているという。ご難続きの東京オリ・パラはやっと大会エンブレムも決まり、落ち着いてきたはずだが。政界関係者は「参院選都知事選ダブル、衆参同日選になったらトリプル選挙になることを想定して動いている勢力がある。慌ただしい動きはこの日程にはめ込みたいため」。しかし今までも舛添は粘り腰でさまざまな難題を乗り切ってきている。国会も24日の本会議の後はもう伊勢志摩サミットシフトになる。逃げ切るのではないか。政界関係者は続ける。「後任候補は決まっている。おおさか維新の会法律政策顧問・橋下徹を想定しているようだ」。えっ。(K)※敬称略

(日刊スポーツより)

さすがに都知事選の橋下出馬はないだろうが、万一橋下が出馬した場合、大阪府民(市民)と並ぶ東西の「ネオリベ横綱」である東京都民が橋下を知事に選ぶことは目に見えている。いや、橋下でなくとも、舛添要一よりずっと悪質な右翼的かつ新自由主義志向の強い候補が出てきて、都民がそれを選ぶ展開しか私には予想できない。

橋下に関しては、リベラル系ブログの代表格である宮武嶺さんのブログ記事へのリンクも張っておく。

橋下なんかに出てこられるくらいなら、舛添の方がずっとマシであることはいうまでもない。嫌いではあるけれども、踏ん張れ舛添、と強く思う次第である。