ここ数日あまり余裕がなくて記事を書かなかったが、宇野功芳の訃報に触れたついでに、宇野功芳同様、これまで好感を持ったことのない人間の一人である谷亮子の不出馬についても触れておく。下記は3日前の日経の記事。
谷亮子氏、参院選に生活から不出馬 小沢氏は慰留 :日本経済新聞
谷亮子氏、参院選に生活から不出馬 小沢氏は慰留
2016/6/9 19:52 (2016/6/10 1:02更新)
生活の党の谷亮子参院議員は9日、参院選に同党から出馬しない意向を示した。小沢一郎共同代表に慰留されたが「気持ちは変わらない」と伝えたという。国会内で記者団に語った。谷氏は「他党から話があれば柔軟な姿勢で対応したい」とも述べた。
(日本経済新聞より)
参院選では統一名簿どころか「国民怒りの声」と生活の党と社民党がそれぞれバラバラで戦うらしく、何やってるんだとは思うが、谷亮子の不出馬だけは不幸中の幸いというべきか、喜ばしいことだと思う。なぜなら、この女はこれまで政治家として何もやってこなかったからだ。
しかも、ロンドン五輪の柔道競技に関する谷亮子の発言は実に醜かった。私はその報道に接して、谷という人間は運動選手としては「超」がつくくらいの一流なのだろうが、人間としては全く尊敬できないと思い、それまで以上に谷のことが大嫌いになった。当時の谷の発言等については、下記記事などを参照。
- 「国民の生活が第一」の谷亮子参院議員、リオ五輪出場に色気? - kojitakenの日記(2012年8月1日)
- 園田隆二一派にも谷亮子にも「自他共栄」の精神が欠ける - kojitakenの日記(2013年2月11日)
その後、生活の党の党名を長くした山本太郎が加入して以来、谷と山本の反りが合わないらしいという話はずっと漏れ聞こえていて*1、それとともに谷に関するニュースに接する機会が全くといっていいほど何もなくなった。だから私は、谷が今回の参院選に出馬するとは一度も聞いたことがないと何度か書いたし、もちろん谷は出馬しないのではないかとひそかに期待していたのだった。その期待が現実のものになりそうだ。それだけは良かった。
しかし、「他党から話があれば柔軟な姿勢で対応したい」とは相変わらずだな、谷よ。あんたに声をかける政党なんかどこにもないよ、と思う今日この頃*2。