私事だが、8月の「山の日」の翌日も休んで4連休をとって山で（日頃柔弱な私としては激しい）運動をやった直後からの1か月間は（日頃怠け者であって「高等遊民」とまで揶揄されたことのある＝本当に「高等遊民」だったら良いんだけどねえ＝私としては珍しく）仕事漬けの日々が続いた。その間土日でも仕事をやらない日はなかったくらい。こんな状態はおそらく10年ぶりくらいだったかもしれない。昨日はもうピークは越えていたけれども疲れが出て記事を書く気が起きなかった。
その仕事はまだ残ってはいるが、大きな山は一昨日（13日）ようやく越えた。来週は3週間ぶりに『きまぐれな日々』も更新できるだろう。
で、13日、出先での仕事を終えて午後3時頃遅い昼食をとっていると、店のテレビが日テレだったかの右翼ワイドショー『ミヤネ屋』をやっていたが、その内容はまさに「築地、築地、築地！」だった。もちろんこの件だけを切り出せば小池百合子の言動に正当性があることは言うまでもない。だけどねえ。
この件に関しては、下記id:axfxzoさんのコメントに尽きるだろう。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160913/1473694349#c1473863872
axfxzo 2016/09/14 23:37
それにしても築地、築地、築地！
先の都知事選挙で菅直人さんを捕まえて(笑)路上でやり取りをした者としては、そらみたことか！と憤りの日々でもある。
ガンサバイバーなんていかに美談であれ、所詮は患者とその身内仲間にまでにしか強い関心は抱けない。同じ命ならば無差別テロになりかねぬ豊洲移転計画を白紙を含めて俺はやる！（と青島型の）大衆向け大バーゲンをやらないとこのまま小池にこっちでもクリンチされてお仕舞いになる！と…所詮は一市民の声ではあるが、ビラ配りよりは合理的と…進言したことを思い出す。仔細は以前語ったので止めるが、鳥越のガンへの拘りとこの辺りの疎さというものを菅さんとのやり取りで痛感させられたものだった。
しかしなんだな。こうして『猿でもわかる』正当性を百合子に与えまくり、その後彼女がやりかねない極右路線の政策をゆるく支持、看過させてしまう素地を作っていくのだよ。
どうせ劣勢でマスコミからもスキャンダルで叩かれていたのだから、博打打って、白紙も十分にありだで押しまくり、選挙レースを再び混戦に持ち込めたことだろう。
これも残尿感です。
先々月の都知事選の真っ最中に、axfxzoさんが菅直人とのやり取りを記録したコメントは、私はもちろんよく覚えているが、大半の読者の方の目には届いていないのではないかと思うので以下に再掲しておく。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160722/1469144576#c1469282146（2016年7月23日）
axfxzo 2016/07/23 22:55
先日、街頭演説会の後で鳥越側の参謀格の元総理と数分程度ながら立ち話をした。
透けて見えたことは鳥越さんや菅直人氏辺りよりも、やはり都議会民進党だなあというのが厄介なところであった。
私の後ろに極右の新聞記者もいたので言葉を選びつつなやり取りとならざるを得なかったが。
質問としては…
病ネタは患者とその関係者までしか拡がりは薄いので、いつ誰が健康被害者になるか分からない築地移転のネタ、生活問題でやたら食べ物には敏感な主婦層などを絡めとるのはどうかという話にしてみた。カイワレでも苦労したあなたならばと思い、批判と参画の精神でとちょっと意地悪こみだったが(笑)。
回答は、その場しのぎの愛想モノではなかった。
感想としては…
やはりイカれレディが鼻息荒く駆け回れるのは与野党共に組織の枷がある点だ。ガツンと踏み込むと（この場合は！）築地移転に前向きだった都議会側が鈍り始めるというのがリアルな台所事情なのだということ。
だから私は、せめてワンフレーズでもよいから、食と健康について悩める都民の声を聞いていきたいと言わせるべきでしょう。テレビに宇都宮さんと握手するのを映させたところに一言盛りこむだけでも違ってくると、進言しておいた。選挙対策本部の幹部でない一般有権者の（無数の）声のひとつでも、蟷螂の斧くらいにひょっとしたらと思いつつ。
演説中の拍手の大小だけでも、向こうは多少の作戦アレンジをしてくるともいう。いわんや責任者捕まえてやればと思いつつ。
さて
私はここで、そらみたことか！だらしない都議会民主党めがなどと文句を書こうとも思わない。
松原仁の血迷った（あれが狂っていないのならばアカラサマな執行部潰し、野党共闘路線阻止のテロ行為であろう）一連の発言は、テレビという空中戦をことごとくダメにした利敵行為であるから、今までも批判してきた。ただ、地道なビラ配りなどの活動しているのが彼ら、もとい奴らだという現状もあるんだよな。
苦しい台所事情というよりも矛盾でもある。
さらさりながら、である。
ここで分裂ごっこをしていては安倍晋三ウハウハだもんね。
元東電関係者の増田とイカれレディ百合子の対決はまるで殿様への御前試合みたい。
二人が相討ちする展開も一応はあるところなので、あえてこれ以上はと…ここはあえて矛を収めておく。
