kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

季節外れの東京の雪といえば……

東京では11月としては54年ぶりの降雪で、かつ観測史上初の積雪だったそうだ。

季節外れの東京の雪といえば、1988年4月7〜8日が思い出される。プロ野球開幕戦の8日の金曜日には既に雪は止んで晴れていたが、西武対南海戦が積雪のために中止になった。読売の本拠地が後楽園球場だったら同じように中止になっていたかも知れないが、この日は東京ドームのこけら落としだったため予定通り行われた。

平日(金曜日)なのにデーゲームだったのは、同じ日の夜に日本ハムが主催戦をやることになっていたからだ。読売は当然のごとくこけら落としの試合にしゃしゃり出てきやがった。しかし、相手チームのヤクルトがそんな読売に天誅を下した。ヤクルトは2回表、デシンセイが読売先発の桑田からソロ本塁打を放って先制。6回裏にヤクルト先発の尾花が「楽をしても」のクロマティと前DeNA監督の中畑に打たれて一度は逆転されたが、その直後の7回表に同点に追いついて桑田をKOした。さらに、代打に出た元読売の平田が読売のリリーフエース・角から決勝打を放って読売に再逆転勝ちした。球場が違うとはいえ、ブロハードが逆転2ランを打ったあの1986年の最終戦と似た展開の試合だった。勝利投手尾花、敗戦投手桑田。東京ドームで初勝利を挙げた球団はヤクルトスワローズだったのである。

http://2689web.com/1988/GS/GS1.html

http://2689web.com/1986/GS/GS26.html

ともにヤクルトが2回に1点を先制し、6回に読売に2点を取られて逆転されたものの、その直後の攻撃で読売を再逆転した。