http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20161208/1481152646#c1481157872 より
id:axfxzo 2016/12/08 09:44
(前略)民進のバカ右翼どもを案の定、安倍晋三が利用した。自由の戦士カキーン(下町のケネディw)の息子の名前を出してまぜっかえす安倍晋三。
誰のことを指すかはすぐわかったけど、「下町のケネディ」?、何じゃそれ?、と思ってググったら出てきたよ。
柿澤弘治 - Wikipedia より
柿澤弘治
人物
この男は、
東京府東京市日本橋区小伝馬町(現東京都中央区日本橋小伝馬町)に柿澤常次郎の子として生まれる。生家は江戸時代創業の葛籠屋「柿澤常次郎商店」。東京都立両国高等学校、東京大学経済学部卒業。
とのことだから、「川向こう」(差別用語)の本所の高校を出て、それで旧東京6区(墨田区・江東区・荒川区)から立候補してたってえわけだ。だけど「選挙区内を流れる江戸川」というのはわかんねえ。
というのは、選挙区に江戸川が流れているのは、旧東京10区の江戸川区ではないかと思うからだ。ここは柿沢弘治の選挙区ではなかった。Wikipediaにある「江戸川」は「荒川(放水路)」の間違いではないかと思った。それとも、柿沢が参院選で東京選挙区から立候補した1977年の話だろうか。しかし、言っては悪いが江戸川でモーターボートを走らせながら演説をしても元は取れなかったのではないか。ちなみに私が柿沢の名前で思い出すのは、長ったらしくて厭味ったらしいタイトルの本(調べてみると『霞ヶ関3丁目の大蔵官僚は、メガネをかけたドブネズミといわれる挫折感に悩む凄いエリートたちから』(学陽書房,1977)というタイトル)を出していたことで、私はその当時から柿沢弘治が大嫌いだった。それに拍車をかけたのが、柿沢が早々に新自由クラブから抜けて自民党入りしたことだった。
で、そんなろくでもない父親を持つだけのことはあって、そのドラ息子の柿沢未途というのは本当にどうしようもない野郎だ。こいつは民主党都議時代に酒気帯び運転をして議員辞職に追い込まれた過去を持つが、なぜか選挙には異様に強く、みんなの党公認で衆院選に当選する(東京15区ではあの「オスプレイ東祥三」には負けたものの比例復活)という焼け太りをしたあと、2012年と2014年の選挙では自民党の秋元司(こいつもどうしようもない極右政治家)を連破した。もちろん2012年に前職で出てきた日本未来の党のオスプレイ東など歯牙にもかけなかった(オスプレイ東は、刺客として民主党から立った田中美絵子=森を伐採し損なった女=にも負けるという屈辱的惨敗を喫し、2013年参院選にも生活の党から立候補して落選したあと政界を引退し、今年千葉科学大学危機管理学部危機管理システム学科の教授に就任したらしい。千葉科学大学の危機を感じる)。
そんな柿沢未途がまともな政治家であるはずがない。民主→酒気帯び運転で都議を議員辞職→みんなの党→結いの党→維新→民進というこいつの所属政党履歴を見ただけでも、この男のいかがわしさがわかるだろう。そりゃ安倍晋三にも突かれようというものだ。
なお、東京の「川向こう」は、東京15区(江東区)に限らず悪質な政治家ばかりを排出している。東京16区(江戸川区)は、あの大西英男を圧勝させ、東京14区(墨田区)はあの「うちわ女」にして元朝日新聞記者の松島みどりを、うちわ事件による大臣辞職をものともせずに楽勝させた。
西東京も西東京であることは、先日の東京10区補選結果からも明らかで、小池百合子にキャーキャー言って熱中するのも、「川向こう」の東の江戸っ子よりも株式投資などにご執心の、東京都中央部から西部にかけての「有閑マダム」たちのイメージが強いが、まさしくどっちもどっち。ついでに、東西というなら「東」の東京と「西」の大阪もまた、どっちもどっちだろう。小池百合子は「西」の芦屋の出身だが、選挙区は芦屋を含む兵庫7区ではなく、伊丹・宝塚・川西の兵庫6区から比例近畿ブロックを経て、東京10区に落下傘で舞い降りた人間だ。東京と阪神間の悪いところを兼ね備えた最悪の政治家といえる。東京の「有閑マダム」たちはそんな小池を熱心に応援しているわけだ。