kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

やはり! 平野貞夫(小沢一郎の側近)、「ナノ銀除染の批判者をなんとかしろ」と共産党に圧力か

「やっぱりな」としか思えなかった。 ニセ科学「ナノ純銀除染」にまつわる話。

日本共産党(一部)への静かな怒り:松崎さん除籍 - samakikakuの今日もワハハ SAMA企画(2016年12月25日)より

どうも共産党板橋区議団の多数は、ホタル館不正よりは住民が喜んでいたホタル館を存続させようとする方向もあり、松崎さんのような立場は疎んじられたようだ。

という話もあるが、捨て置けないのは下記のくだりだ。

なお、もっと大きな力が働いた可能性もある。

ナノ銀除染には野党共闘のキーマンの1人の平野貞夫氏(小沢一郎側近)の存在がちらほらする。日本再生のためにはナノ銀だと信じ込んでいる人。共産党の大幹部に「ナノ銀除染の批判者をなんとかしろ」と依頼したという裏情報(複数の筋から)がある。

このことは表に出ることはないが、平野貞夫氏と共産党の強い結びつきから十分考えられることだ。


私も、きまぐれな日々 2016年回顧/小池、蓮舫・野田、トランプ、共産党……(2016年12月26日)に、下記のように書いた。

 とはいえ、「野党共闘」の旗の下、妥協してはならない部分まで妥協する共産党の姿勢には強い疑問を感じる。先週来首を突っ込んだ、ニセ科学者にして右翼である阿部宣男による「ナノ純銀除染」を批判し続けた東京都板橋区共産党区議を共産党が除籍処分に付した一件は、板橋の共産党に「ナノ純銀除染」に加担した人間がいるらしい理由のほか、共産党ニセ科学を信奉する自由党の元国会議員にして小沢一郎の側近である平野貞夫に迎合したという要因もあるのではないかと私は疑っている(むろん根拠はない。いわば「陰謀仮説」である)。昨夜(12/25)に『kojitakenの日記』にいただいたコメントによると、25日日曜日の「しんぶん赤旗」8面右下に、4段横半分の『野党協力の深層』(平野貞夫。詩想社発行、星雲社発売。小沢一郎との対談も収録)の広告が掲載されたという。この新書本は、私が三連休初日の23日に本屋で見かけたのと同じ本だと思うが、目次をペラペラとめくってみると、平野貞夫共産党の志位委員長を絶賛している文章が載っているらしいことがわかった(民進党はこき下ろされていた。但し本文は立ち読みしていない。そこまで私は酔狂ではないので)。

これが「下衆(げす)の勘繰り」であれば良かったのだが、当たっているのではないかとの心証をますます強めた次第。

下記『広島瀬戸内新聞ニュース』の記事も記録しておく。

日本共産党は、一部市民派の悪い部分~「ナノ銀除染」など偽科学信奉~にまで妥協する必要はない・・ : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2016年12月26日)

板橋区では、日本共産党区議団を離れた松崎いたる区議がから除籍されました。
松崎区議は「反共」に転落したわけではなく、あくまでそもそもの公約を守るために、無所属に転じただけ。
それでも共産党自体は支援するというスタンスでいらっしゃることも紹介します。


ただ、今からでも遅くはない、日本共産党板橋区委員会には、再検討をお願いしたい。


松崎区議が追及した「ナノ純銀除染」とこれを勧めた元職員。
そもそもが、ナノ純銀なるもので、除染=放射性物質の無害化が出来るならば「エネルギー保存の法則」が根底から崩れることになります。
放射性物質放射線を出さないまで安定化させることを加速させることが可能だとしても、何らかのエネルギーを加えなければならない。しかし、そんな作用をナノ純銀が持っているわけがない。


この手の「似非科学」は、そもそもは、自公でもない、共産党でもない市民派周辺と、それから、安倍総理を支持するような右派の一部が支持する傾向があります。
それは「ワクチン全否定」や「医療否定」や「大麻解禁肯定」論者とも重なる傾向があります。


ワクチンについては、「ユダヤ人の陰謀で日本人をワクチンで滅ぼそうとしている」という論調が右派の一部と市民派の一部から出されています。
男女共同参画についても、封建的な社会を肯定する右派と、「ユダヤ人の陰謀」とする左派の一部が否定的です。
大麻解禁についても三宅洋平さんらを支持する左派の一部と、総理の妻・安倍昭恵さんが肯定的です。


こうした中、自民ハト派・公明と共産党はこうした「ナノ銀除染」「医療全否定」「大麻解禁」的な論調とは距離を置いてきた感がありました。
しかし、そうでもなくなっていることが、今回の板橋区議会の事態で明らかになりました。
共産党の場合は、共闘相手の市民派に、上記のような論調があることがあることから妥協している面があるのではないか?そのように心配しています。
日本共産党は、市民派の悪い部分にまで妥協する必要はない。
このように、断言します。