南スーダンの陸上自衛隊撤収が実際に行われるのは5月で、下っ端の自衛官たちは知らずとも、もう少しあとのタイミングで、安倍晋三が狙っていた(る)であろう解散総選挙を前にした「リベラル」層への宣撫を真の目的としつつ、「サプライズ」効果をも狙って発表するつもりだったのを前倒しせざるを得なくなった案件として解釈した方がどうやら良さそうだが*1、こちらは本当に突然決まった話のようだ。
安倍首相の3・11会見打ち切り=震災6年で「節目越えた」
政府は10日、東日本大震災の発生翌年の2012年から3月11日の節目に合わせて開いてきた首相記者会見を打ち切ることを決めた。震災から6年となり、「一定の節目を越えた」(政府関係者)と判断した。安倍晋三首相は11日に政府主催追悼式で式辞を朗読するが、会見は行わない。野党は批判、「森友隠し」とも=成果強調する与党−南スーダンPKO撤収
民主党政権当時の12年の会見は野田佳彦氏が行い、13年以降は安倍氏が毎年実施。被災地復興への取り組みなどを説明してきた。質疑のない式辞では、国民に対する説明が不十分となることも予想されるが、菅義偉官房長官は会見で「(影響は)全くない」との認識を示した。
(時事通信 2017/03/10-19:19)
もちろん記者会見の場で森友学園(アッキード)事件に関する質問が出るのを封じるための記者会見「打ち切り」であることはいうまでもない。
この件でも「安倍皇帝」がその本性を表したとみるべきだろう。