kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

清水潔が「逆長谷川幸洋」なのか、長谷川幸洋が「逆清水潔」なのか

https://twitter.com/NOSUKE0607/status/840336888653262848

清水 潔
@NOSUKE0607

先日、若いディレクターから言われた「Twitterに政府批判とか書いてますけど大丈夫ですか?上から何か言われたりしませんか?」と。だからさ、それがまさに「忖度」ってやつなわけよ(笑)。権力への忖度はジャーナリストとしてもう死んだも同然。そんな無様な姿を晒すなら止めるわこんな仕事。

15:01 - 2017年3月10日


ふと思ったが、清水潔は「逆長谷川幸洋」なんかもしれんね。もっとも長谷川幸洋が「逆清水潔」なのかもしれんが。

「文庫X」で有名になった*1清水氏は、日本テレビに属さなくてもやっていける人であることは誰もが認めるだろう。対する長谷川幸洋も、何も東京新聞中日新聞)に属していなくとも、例のMXや読売テレビの極右番組への出演で食っていける。

但し、清水氏が制作にかかわった番組が視聴率をとったり、あるいは深夜にひっそりと放送された南京大虐殺の番組みたいにたとえ視聴率は低くとも放送局の評価を上げてくれる人だから日テレが雇い続けているのに対し、長谷川幸洋の場合は単に中日新聞会長の白井文吾の寵愛を受けているために中日が雇っているところが全然違う。つまり清水氏は視聴者にも会社にも貢献しているが、長谷川は読者にも会社にも全く貢献せず、ただ老会長に可愛がられているだけだ。

つまり長谷川幸洋は白井文吾による中日新聞社の私物化のおこぼれにあずかっているだけの、どうしようもないゲス野郎に過ぎないということだ。

私はしばしば東京新聞論説主幹の深田実氏に同情することがある。

というのは、深田氏にとって長谷川は、形式上は自分の部下であるにもかかわらず制御不能アンタッチャブルだからだ。それでいて、MXの『ニュース女子』のように、そのアンタッチャブルが不祥事を引き起こした場合の責任は、アンタッチャブルの上司として問われるのだ。こんな理不尽な話があるか。深田氏はそう思っているのではないか。

実は私が以前勤めていた会社においても、組織内にアンタッチャブルを抱えた組織の長を上司に持ったことがある。もちろんアンタッチャブルは私自身ではない。上司の上司から寵愛を受けている社員だった。私の上司の苦労は、それはもうたいへんなものだったようだ。そのアンタッチャブル氏は上司よりも年齢が上だったが、長谷川も深田氏より年齢は上だろう。深田氏としては、あんなやつ早く論説委員から外してくれよ、というのが正直な思いに違いない。

普通嘱託社員といえば4月1日からの1年契約を毎年更新するものなのではないかと思うのだが、中日新聞社ではどうなっているのだろうか。白井文吾の寵愛を受けている長谷川は4月からも契約を更新するんだろうかね。

一般論としてそういう組織は長続きしない。読売のナベツネは去年90歳になったはずだが、白井文吾も90歳近い老齢(89歳)だ。どうして日本でプロ野球球団を子会社に抱える新聞社においてはこういう「老害」がいつまでものさばるのだろうか。また、ナベツネや白井文吾亡き後の読売や中日はどうなるのだろうか*2

下記長谷川幸洋の駄文も、そんな老害をバックにした卑小な人間の強がりとして読む、いや見るべきだろう。リンクを張るが中身は引用しない。

*1:それまでも有名だったんだろうけれど私は知らなかった。『殺人犯はそこにいる』がまだ「文庫X」になる前、何度か本屋で見掛けて食指が動いたけれども、文体がやや扇情的なのではないかと思って購入を見送っていたのだった。その時著者の名前は頭に入らなかった。

*2:読売の場合は、ナベツネにはまだあった「靖国嫌い」のタガすら外れてひたすら極右化するだけのように思われる。