kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小林よしのりに「美人」に描かれ、小池百合子に「シンパシー」を持つ辻元清美はやっぱりダメダメ

しかしまあ辻元清美自身も、ネトウヨどもの騒ぐ方向とは逆方向からの批判なのだが、決してほめられたことは言っていない。下記「文春オンライン」の記事は、「リベラル」たちに好感を持って迎えられているが、私には看過できない箇所がある。

(前略)
小林よしのりさんと「なんか最近、波長が合うんですよ(笑)」

 辻元事務所を訪ねる前、コンビニで『SAPIO』(4月号・小学館刊)をパラパラめくっていると、小林よしのりさんの連載漫画『ゴーマニズム宣言』の一コマで手が止まった。これから会う辻元が美人に描かれているではないか──。

 美醜論争を仕掛けたいわけではない。『ゴー宣』に時々登場する辻元といえば、小林さんの主張と対立する悪役として登場し、時に間抜けな印象を与える「お花畑キャラ」として描かれていた記憶がある。

 それが……。

小林よしのりが描いた漫画一コマの引用を省略=引用者註)

 辻元本人も「異変」に気づいていた。

「なんかねえ、驚いた。昔は、ものすごく嫌な雰囲気で、目が吊り上がった感じで描かれていましたが、私も『SAPIO』を見て、嬉しくなりました。私もかつては小林さんが嫌なヤツだと思っていて、むこうも私のことを嫌っていた。それが、なんか最近、波長が合うんですよ(笑)」

(中略)

「小池さんは今、溜まっていたマグマが爆発しているよね」

――自民党にも実はいろんな声があるんですね。

「意外かもしれませんが、安倍政権の中でも菅(義偉)さんは初当選同期だし、野中さんや古賀さんにも近かったので親近感はあります。安倍さんとは違う、同じような政治のキャリアを歩んできたように感じる点があるのです。

 あと、小池百合子さんにはシンパシーがあったの。環境大臣やっていたときとかも実務的だし、発想は面白いし。パレスチナの友好議連も一緒にやっていた。パレスチナに関わるなんてお互い物好きだなと思いながら。向こうのほうが少し期数は上だったけど、小池さんと野田聖子さんと私は女性議員の中で一番古株のほうだし、共通点がある。3人とも安倍晋三に嫌われている。

 小池さんが都知事に出る前、会合で隣り合わせになって、私、聞いたんです。『どうよ、安倍政権。小池さんを閣僚に起用したらバンバン仕事できるのに、安倍さんの周りの親衛隊になっている女性たち、アレ、ないよ』と言ったら、小池さんが『いやあ、安倍政権から見たら、私が〈リ・ベ・ラ・ル〉なんだって。私がリベラルだったら、辻元さんはどうなっちゃうのよ(笑)』と言ったわけよ。二人でコソコソ笑っていたの。

 小池さんは今、溜まっていたマグマが爆発しているよね。男たちがだらしないから」

(文春オンラインより)


ああ、これはあかん。

辻元清美がこのざまでは、他の民進党議員は推して知るべしだろう。実際、都議選対応で民進党は「自公との対決姿勢を強める」としつつ、「小池都知事との連携を探る」方針を変えていない。しかし現実には小池百合子は既に公明党と手を結んでおり、「公明党との対立」を強めることと「小池百合子と連携する」こととは絶対に両立しない。そんなことは蓮舫野田佳彦馬淵澄夫も百も承知ではあろうが、彼らには他に手の打ちようがないのだろう。

つまり、一度間違った道を選んでしまったので、引き返しようがなくなった」のが、今の民進党の姿だ。

「リベラル」層に拍手喝采を受けている週刊文春の記事も、そこに書かれている辻元清美の言葉から判断して、現状の延長線上には民進党の未来も辻元清美の未来もないことを強く感じさせるものだ。