kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍一強「忖度と崩壊の時代」の諸相(3)

鍵コメ情報の続き。「古い極右」id:gamatoが「朝日の誤報だ」とキャンキャン吼え立てた一件に関する一昨日(20日)のニュース。鍵コメも同日にいただいた。

http://lite-ra.com/2017/04/post-3090.html(リテラ)

安倍政権が関東大震災朝鮮人虐殺」の史実を削除! ヘイトデマを正当化する“ネトウヨ脳”に唖然


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00000073-jij-pol(時事)

過去の災害資料、閲覧できず=今月中にHP再掲載―内閣府


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170420-00000044-san-pol(産経)

HPの「朝鮮人虐殺」削除報道 内閣府、朝日記事を否定 抗議も検討 産経新聞

内閣府は19日、朝日新聞が同日付朝刊で、関東大震災時の「朝鮮人虐殺」に関する内容を含む過去の災害教訓をまとめた報告書が、苦情によってホームページ(HP)から削除されたと報じたことに対し、「削除したことはない」と反論した。記事中、担当者の発言として報じられたコメントも否定した。内閣府は、報告書が閲覧できないのはHP刷新に伴うシステム上の問題だと朝日記者に説明したと話しており、抗議することも検討している。

 朝日新聞は社会面に「『朝鮮人虐殺』に苦情、削除」の記事を掲載。江戸時代以降の災害の教訓を将来に伝えるために政府の中央防災会議の専門調査会がまとめた報告書が、HPから削除されていると伝えた。

 記事は報告書に「朝鮮人虐殺」に関する記述が含まれていることを指摘した上で、「内容的に批判の声が多く、掲載から7年も経つので載せない決定をした」とする内閣府担当者のコメントを掲載した。

 しかし、内閣府によると、18日夕に朝日新聞記者からの電話取材に対応した担当者は「HPの刷新中で、今は報告書を見ることができない」として、削除していないことを伝えた。

 内閣府は苦情が寄せられている事実もなく「報告書の掲載をやめることの検討もしていない」としている。

 朝日新聞は19日、産経新聞の取材に対し「記事は、内閣府の担当者への取材に基づいて執筆したものです。詳細な取材経過や相手方の発言などについては、回答を差し控えさせていただきます」と回答した。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00010000-bfj-soci&p=1BuzzFeed Japan)

「火山が爆発する」明治の熊本地震でもデマが蔓延していた。見つかった当時の記録


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00015127-kana-l14(神奈川新聞)

〈時代の正体〉朝鮮人「虐殺」と記述しない副読本を問う 横浜で28日に講演会

保守系市議の要求に沿って「虐殺」の記述を「殺害」に書き換えるなどしてきた市教委を批判してきた。元市立中学校教諭の後藤さんは歴史教育だけでなく、人権教育の後退という観点からも記述を戻すよう市教委に求めている。

 問題の発端は2012年7月に横山正人市議(自民)が市会常任委員会で行った質問。朝鮮人虐殺における軍隊・警察の関与を示す記述と「虐殺」の表記について「歴史認識外交問題に影響を及ぼしかねない」と指摘した。従来の記述が外交問題になったことはなく、虐殺の表記も多くの教科書で使われているにもかかわらず、市教委はその場で改訂を約束。13年度版から軍隊・警察の記述を削除し、「虐殺」を「殺害」に書き換えた。

 横山氏は日本最大の右派組織「日本会議」の地方議員連盟副会長を務める。

 その後、やはり保守系の小幡正雄市議(維新・ヨコハマ会)の問題提起から、副読本自体が大幅にページ数を減らしてリニューアルされることになり、昨年9月には、その原案で虐殺の史実に一切触れられていないことが判明。歴史を学ぶ会や歴史研究者、市民らから市教委に多くの批判が寄せられ、史実自体は記載されることになったが、「根拠のないうわさが流れ、朝鮮人や中国人が殺害される、いたましいできごとも起こりました」との表現にとどまっている。市教委は本年度中に新しい副読本を生徒全員に配布するとしている。

 JCJ神奈川支部は「虐殺の事実そのものに触れられていない草稿が練られたことが歴史修正の歯止めのなさを物語っている。副読本を巡る市教委の対応が示す時代の危機を共有したい」と参加を呼び掛けている。


最後の神奈川新聞の記事に書かれた「新しい副読本」は、さぞかしid:gamatoのお気に召すことだろう。