kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍一強「忖度と崩壊の時代」の諸相(28)

本日(4/29)の鍵コメ情報の続き。但し、最後の週刊朝日の「安倍首相と二階幹事長の関係が悪化 揺らぐ安倍一強」という記事は、私は眉唾ものだと思う。安倍晋三二階俊博とは持ちつ持たれつだ。私は菅野完の言う「二階だけが頼りなのに」などという言説には全く与しない。稲田朋美の辞任など期待する方が野暮というもので、アメリカからよほど強い圧力でも受けない限り、稲田朋美の辞任など期待できないと思っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170428-00000039-nnn-bus_all(NNN)

財務省 昭恵夫人は「特例」に関係なし

財務省側は昭恵夫人とは関係ないとの認識を示した。「特例」の意味について、財務省昭恵夫人の存在とは関係ないと強調した。

 財務省は特例の意味について、森友学園への土地の貸し付けの条件を変更したこととしている。財務省の通達では通常土地の貸し付けは3年以内としているが、森友学園側が将来土地を買う意向を示していたため、財務省は契約を3年の形から10年に切り替えたという。財務省はこうした「特例」による変更は珍しくないとしている。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170428-00011108-houdouk-soci(ホウドウキョク)

自民議員に手をかけ階議員謝罪

自民党議員に手をかけたことを謝罪する一方で、相手議員に抗議した。
民進党の階(しな)議員は「『今のはテロ準備行為じゃないか』と、不規則発言をした土屋理事に対して詰め寄った。その時、肩に手をかけたのは事実。不快な思いをさせたのであれば、おわびします」と述べた。
民進党の階議員は28日、21日の衆議院法務委員会で、自民党の土屋議員に詰め寄り、肩に手をかけた行為について謝罪した。
一方で階議員は、土屋議員の「今のはテロ準備行為じゃないか」との不規則発言について、「国民の自由な議論を萎縮させる」と指摘されるテロ準備罪の審議で、「権力にものを言うのが犯罪行為のような空気を作るのは、極めて問題だ」と述べ、土屋議員の発言の撤回と謝罪を求め、理事会で対応を協議することになった。


https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170428-00000103-jnn-polJNN

共謀罪」審議で官僚が意見、法相「幹部が意見適切でない」

26日、Nスタで国会論戦に関する法務省幹部の発言を放送したことに関連し、法務省が幹部全員に聴取をしたことがわかり、維新の会の松浪議員が法務省の対応を批判しました。

「42人の幹部全員をヒアリングして調査を行う、これは法務省の職員の思想信条、たまったもんじゃないですよ」(日本維新の会 松浪健太 衆院議員)
「国会審議のありかたについて、行政府である法務省の幹部が意見を述べるようなことがあるとすれば、それは適切なこととは思われません」(金田勝年 法相)

 法務省による幹部への聴取は民進党の意見を受けて行われたもので、金田法務大臣は、幹部が「そうした発言をした事実はないとの判断に至ったと報告を受けている」とした一方、「取材活動を不当に制約するものでもない」「報道の根拠は承知していない」などと述べました。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170426-00000116-mai-pol(毎日)

共謀罪>審議は官僚主導 局長135回>法相94回

責任者の法相と官僚の「主従逆転」で進む審議に問題はないのか。

 改正案の衆院法務委員会での実質審議は26日までに2日間行われた。新たな刑罰を設ける重要法案としては、2013年に成立した特定秘密保護法と似ている。両者の審議のあり方を比べてみると、今回の異例ぶりが浮き彫りになる。

 19、21両日の審議で金田法相が答弁したのは94回で、全体(356回)の3割に満たない。これに対し、法務省の林真琴刑事局長は最多の約4割に当たる135回。犯罪を事前に計画・合意し、実行準備行為をした段階で「テロ等準備罪」で罰する改正案には監視社会につながる懸念があり、野党も徹底審議の構えだが、法相を脇に置いた「官僚主導」の答弁が続いている。

 一方、特定秘密保護法を審議した衆院国家安全保障特別委員会は、政府案に関する答弁は同じ当初の2日間で150回。このうち当時の森雅子担当相は半分の75回で、補佐役の内閣官房審議官は44回だった。

 金田法相の答弁が少ないのは、与党主導で林刑事局長の常時招致を議決するという異例の対応に出たためだ。しかも、答弁者を原則、閣僚など政治家に限定した1999年の国会活性化法の施行以来、全会一致ではなく議決で招致を決めたのは初めて。憲法は閣僚に「答弁または説明」を求められた時の国会出席を義務づけており、野党は答弁の肩代わりを「答弁義務の回避」と批判している。

 改正案の提出前、金田法相はテロ等準備罪について「法案の成案を得た段階で説明したい」と連発。与党内で答弁能力に疑念が高まり、刑事局長の常時招致につながった。

 異例なのは答弁数だけではない。19日の法務委では法相への質問に林刑事局長が答え、その後に金田法相がほぼ同じ内容を繰り返す場面があり、質問者の藤野保史氏(共産)が「率直に言って同じ答弁だ。時間の無駄だ」と反発した。

 政治評論家の森田実さん(84)は「法案の責任者として法相がきちんと説明すべきだ。国会や国民に説明できないような法案を多数で押し切ろうとする政府・与党のやり方は理性を失っている」と批判した。【佐藤丈一、福永方人】


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170428-00000117-mai-pol(毎日)

共謀罪>5月2日にも法務委開催、質疑 GW中審議は異例

衆院法務委員会は28日の理事会で、5月2日に同委を開き、「共謀罪」の成立要件を改め「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の質疑を行うことを、鈴木淳司委員長(自民)の職権で決めた。大型連休の谷間は国会審議を控えるのが通例だが、審議日程を確保するため与党が開催に踏み切った。野党は反発し、11日に鈴木委員長の解任決議案を提出する検討に入った。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170428-00000009-sasahi-pol週刊朝日

安倍首相と二階幹事長の関係が悪化 揺らぐ安倍一強〈週刊朝日

「二階幹事長は今村氏更迭に猛烈に反対していた。森友問題では党が一丸となって首相夫妻を守ったのに、失言で首はあんまりではないかと。今村発言を取り上げたマスコミ批判を展開したのも今村氏を切った安倍官邸に対する不満からです。更迭直後の講演で、郵政選挙(2005年)で離党した無所属の長崎幸太郎衆院議員らの復党、公認候補とすることを言明したのも、『官邸が勝手にやるんだったら、党も勝手にやらせてもらう』という二階氏の怒りの現れからです。二階氏が今村更迭を強く首相に進言した菅義偉官房長官を電話で怒鳴りつけたという噂も漏れ伝わっています」

自民党内で「安倍首相と二階幹事長の政治姿勢は水と油、対極に位置している」(幹部)ことはよく知られている。

 自民党関係者は「安倍首相は親中派の二階氏の朝貢外交を内心、嫌っている。二階氏も媚中派扱いされ、過去に安倍シンパ議員に肝いりの人権保護法案を潰されたことに対し、未だに恨みをもっている。先日の小池百合子東京都知事らを交えた会合で反安倍急先鋒(せんぽう)の山崎拓元副総裁が同席したのも、安倍首相へのけん制と見るべきです」との見解を示す。

 政権に近い政治評論家、鈴木棟一氏ですら、こんな厳しい見方を語る。

「二階氏にとって、年に一回の大祝賀会がお葬式になってしまったのは喜劇としか言い様がない。与野党共に政治家の劣化が甚だしい。今村氏に続いて、失言が相次いでいる稲田朋美防衛相、山本幸三地方創生相、金田勝年法相など辞任予備軍が連鎖していけば、政権は危険水域に入る」

 安倍一強がいよいよ崩れるのか。(本誌・村上新太郎)