kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

野田数に「箝口令」を敷かせる小池百合子とその小池にすり寄る前原誠司(呆)

一昨日だったかに報道ステーションが「都民ファ□ストの会」(小池ファ★スト)の野田数が都ファの都議に箝口令を敷いて「報道規制」をしている件を、都ファ都議へのインタビューの映像を流して報じていたらしい(私は帰宅が遅かったので見ていない)。

幸い、『晴天とら日和』が文字起こししているのを見つけたので以下に引用する。このブログは「小沢信者」との訣別宣言をして以来吹っ切れたようだ。

【加計問題に止めを刺せるような問題の報道が!!】 報道ステーションからも.Nスタも.ニュース23も!+【報道ステーション】都民ファーストの会議員の取材規制の実態は?? : 晴天とら日和 (SEITEN TORA BIYORI)(2017年8月23日)より

■【報道ステーション都民ファーストの会“情報公開”は?【2017.08.22】
書き起こしました!

富川悠太:このあとは、あの圧勝から50日ほどが経ったんですがまだ全貌が見えてきません。

ナレーター:情報公開を訴え続けた都民ファーストの会。その都議55人のアンケートで見えてきたことがあります。

<コマーシャル>

富川悠太:この笑顔から50日が経ちました。ところが、これまで取材しようと皆さんにマイクを向けますと答えてくれないことも多かったんですね。なんでなんでしょうか。全議員に聞いてみました。

小池百合子東京都知事:それはAI(人工知能)だからです、…。

ナレーター:市場移転の基本方針について、外部顧問との協議の記録が残されていないことを問われた小池知事。「政策決定者である私が決めた」と述べ、記録がないことへの明確な説明は避けました。振り返ってみると、

都民ファーストの会小池百合子代表(当時):私は何よりも情報公開。みなさんに知らせる。透明化、見える化、…。"東京大改革"この言葉の一丁目一番地は、情報公開にございます。情報公開ご賛同いただけますよね。

ナレーター:情報公開を訴え続けてきた小池知事と都民ファーストの会
ただ、

記者・都民ファーストの会の斉藤礼伊奈にマイクを向けて:公約のことで取材したいのだが?

都民ファーストの会・斉藤礼伊奈:ここで取材を受けることを事務局から止められておりまして、…。

記者・都民ファーストの会の斉藤礼伊奈にマイクを向けて:事務局から?

都民ファーストの会・斉藤礼伊奈:はい。事務局の方から、全員一人一人の取材を、ここで受けることのないようにと。そういうことなんで、…。
(この言葉だけでも、かなりボロが出てると思うけどね!)

ナレーター:当選直後の研修会でも、

都民ファーストの会・成清梨沙子:私は今日は取材を受けるなと本部に言われているので。

記者・都民ファーストの会の成清梨沙子にマイクを向けて:取材ダメなんですか?

都民ファーストの会・成清梨沙子:そうなんです。

記者・都民ファーストの会の鳥居宏右にマイクを向けて:個別の取材には答えないようにと。

都民ファーストの会・鳥居宏右:今のルールはそうですね。

ナレーター:まるで取材規制のような対応。会見でも質問が出ました。

小池百合子東京都知事の会見>

記者都民ファーストの新しい都議になられる方たちは、会の許可がなければ取材は受けられないとー。

小池百合子東京都知事:あー、あの、発言をストップしていたとは私は聞いておりませんけども、…。

<アンケート>

ナレーター:そこで番組では、都民ファーストの会の都議55人全員にアンケートを実施。44人から回答を得ました。取材規制について聞くと、

都議の回答臨時議会についても新人議員をはじめ、取材やインタビューにも応じさせていただいており、取材規制とは考えておりません。

ナレーター:当選後、初めての本会議では取材に応じる姿もありました。ところがアンケートに目を通すと、意外なことが起きていました。

都議の回答:取材規制とは考えておりません。

ナレーター:取材規制ではない、とした32人のうち22人の回答が、ほぼ同じような文言だったのです。一体、何が起きているのでしょうか。

都民ファーストの会・都議:アンケートは党で集約して"モデル回答"を用意することになっているんです。

都民ファーストの会・都議:(幹部は)箝口令を敷いて批判されるマイナスより、失言しないメリットの方が大きいと考えているんですよ。

ナレーター:この件について現在、都民ファーストの会の代表を務める野田数氏はこうコメントします。

都民ファーストの会・野田数代表:取材の要望を取りまとめているだけで民間では当然。規制はしていない。

ナレーター:情報公開をめぐってはもう1つ気になることがあります。

小池百合子東京都知事:それでは、すみません、あのー、知事としての会見、これで終わらせていただきます。

ナレーター:小池知事が会の代表を務めていたときには、知事の会見のあとに代表としても取材を受けていました。しかし、小池知事が代表を辞任してからは、定例会見は一度も開かれていません。政党が何を考え、どんな政策を実現しようとしているのか。都議へのアンケートで定例会見の必要性を問うと、44人中27人が一様にこう答えました。

都民ファーストの会・都議:野田代表が、随時取材対応を行っております。情報公開と説明責任を果たすべく努めています。

<スタジオから>

富川悠太都民ファーストの皆さんにアンケートを行いましたけれども、その回答の半分以上が、ほぼ同じ答えだったと。

後藤謙次:そうですね。VTRにもありましたが、取材の窓口を一本化するのは民間企業では当然だと。そういうインタビューの答えがありましたけれどね、民間企業というのは雇用契約で、個々の社員と結んでいるわけですが、当然就業規則で制約があるんですけども、都議会議員は全く別ですよね。有権者が直接選んだ、そういう人たちですから、独立した存在なんですね。独立した存在の人たちが、それぞれ個々に、説明責任というのが生じているわけですが、そこをきちっと統制するのではなくて、自由に取材を受けさせる、というのが普通だと思いますよね。

富川悠太:しかも、小池知事はこれまでずっと情報開示は必要だと言い続けてきた、こだわり続けてきて方ですから。

後藤謙次:そうなんですね。私がおや?と思ったのは、都議会議員選挙が終わった直後に、都議会が開かれましたね。ここで自民党共産党はですね、市場移転問題に関する特別委員会を作ろうと、提案したのに対し、都民ファーストが反対して、否決をしてしまったんですね。小池さんは都議会で、これまでなんと言ったか。ブラックボックスだと言っていたんですね。このままでは、再び都議会がブラックボックスになってしまうのではないか。都庁、都政、都知事、これをチェックするのが議会ですが、今、都民ファーストが圧倒的な多数を取ってしまったことによって、そのチェック機能が失われてしまいかねない。そういう危機にあるんだと思いますね。

富川悠太:しかも、都民ファーストが今、何をしようとしている、かなかなか見えてこないですよね。

後藤謙次:そうなんですよね。国政に進出するのではないか、或いは小池知事自身が総理を目指しているんじゃないかという、そういう憶測も飛び交っているわけですから、国民の関心事になっているんですね。都民ファーストとして何をやるのかを、きちっと説明する。その責任があるんだと思うんですね。まさか、歌を忘れたカナリヤというわけにはいかないと思いますよね。そして、国政ですね。

富川悠太:国政では、普通幹事長や官房長官がよくやっているのを見ますよね。

後藤謙次:特に官房長官なんかは日に2回やるわけです。幹事長についても、必ず週に2回定例会見をやる。閣僚閣議のあとに必ずやる。国政のほうがはるかに今オープンになっているわけです。

富川悠太:地方というのは義務では?

後藤謙次:ないけれども義務として、地方の議員もやはり、そういうメディア、一般市民からの質問をきちっと受ける、それによって透明化することが基本だと思います。

富川悠太:やっぱり、地方でも議員の皆さんの生の声を聞きたいですし定例会見もぜひやっていただきたいなと、…。


  小池百合子のことを、
  ワクワクしながらごらんになっていた人もいらっしゃるわけですが、
  その人は、今、どうごらんになっているかしら?


  または、
  小池に興味を持っていそうなマエハラが、
  民進党代表になればどうなるか、
  そんなもの火を見るより明らかだと思いますが、
  小沢支持者は、ここでも大活躍してくれているわけで、
  悲しい人たちだなって思うばかりですが、…。


  民進党に期待する人はドウコウと批判しながらも、
  枝野を支持する人を批判しながら、
  マエハラの方がウンとイイなんてことを
  恥かしげもなく言っちゃったりしてね。
  まともに読むブログでも無いと思ってるから
  勝手に吼えとけばって思ってる、ばーかw


  それとかね、
  小沢さんのいうことが正しければ、
  どうして民主党が潰れたのか、説明してもらいたいって思うけどね。

  
  ってか、
  贔屓の引き倒しをしているんだろうな、って、…。    


  私は前にも書いた、
  小池百合子は大嫌いです!
  マエハラなんか死んでも支持しません!!!!!


自ら一丁目一番地だと語った「情報公開」について、自分だけは適用除外。問題外だね、この小池百合子というバカ女は。

都ファの野田数が野田数なら、国政政党を立ち上げようとしている若狭勝は、政治塾の入塾希望者の思想調査をやる。

若狭の思想調査について、「リベラルにも受け入れられる小池都知事のイメージを損ねるのではないか」とのつぶやきをどっかで見掛けたが、そのイメージ自体が間違いなんだよ!

私は前々から、小池百合子前原誠司なんかよりずっと「右」で、安倍晋三とも張り合える極右だとずっと書いてきた。それが正しかったことが今はっきりと示されていると思っている。野田数や若狭勝の動きは、小池百合子の意に沿ったものにほかならない。小池が「左」にすり寄ったのは、例の某氏を「ワクワク」させた昨年末の「4島ならぬ4党」発言で共産党にまで言及したあの頃だけだろう。

その「某氏」も、相変わらず「ワクワク」してらっしゃったことに沈黙しているようだし、「民進党に期待する人はドウコウと批判しながらも、枝野を支持する人を批判しながら、マエハラの方がウンとイイなんてことを恥かしげもなく言っちゃったりし」たブログ記事も、うっかり見てしまった(笑)。もちろん「ワクワク」氏とは別人だ。武士の情けでリンクは張らないでおくが。

こりゃもう本当にどうしようもないよねえ。

報ステテレビ朝日)にしたってひところは武内絵美小池百合子のインタビューをさせ、NEWS23(TBS)ではサブキャスターの雨宮塔子小池百合子のインタビューをさせたばかりか、系列局の名古屋のCBCが制作しているワイドショーでは「小池劇場第何十何弾!」などと銘打って毎日のように小池人気を煽っていたわけだが(そういや第百弾は超えたんだろうか。4年前のバレンティンどころじゃないよね)、テレ朝やTBSといった「リベラル系」とされているテレビ局も、ほんの少し前まで小池人気過熱を煽っていたことを何の総括もしていない。しかし一般人のブログまで同じでどうする! 本当にどうしようもない。

前原と枝野の論戦は、選挙戦が進むにつれて双方の応援団の思惑を反映して両候補の主張の距離が開いていっているように見える。

前原はついにこんな発言までやらかした。『広島瀬戸内新聞ニュース』より。

共産党との共闘打ち切り要請、前原氏「同じ思いだ」(備忘録) : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2017年8月23日)より

「前原さん=野党共闘打ち切り」はフェイクニュースだ、というみなさん。
これをしっかりお読みください。
フェイクなどではありませんよ。「同じ思いだ」というのを「前原さんが言ったわけではない」と
言って耳をふさいではいけない。
本社社主は、介護職の給料アップを掲げているという理由で、主に枝野さんが次期代表にこのましいと
考えていましたが、今回、前原さんのお考えがさらによく分かりました。
民進、社民、自由と小池ファーストの連立を考えておられるのでしょう。


しかし、それは、1980年のいわゆる「社公合意」路線(共産党排除の非自民政権構想)の焼き直しでしかない。
その結果起きたのは、社会党の崩壊である。
「第二自民党」路線でしかない。否、小池ファーストの方が、第二自民党としては勢いがあることを考えると、
民進党は1980年代から1990年代の日本社会党のように解体されるのではないか?
すなわち、連合が1990年代は社会党から新進党(当時)へ軸足を移したように、2010年代は民進党から小池ファーストへ軸足を移していく。その結果、足腰を失った民進党は、社民党のように日本共産党の後塵も拝する存在になるでしょう。
自民党(田舎お金持ち+旧型企業)、小池ファースト(大都市グローバルインテリ+新型企業+公明党+連合右派)に対して、立憲主義、庶民の生活第一の野党+市民共闘が対峙する「三国志」に持ち込めば、政権を取れるチャンスはある。しかし、小池ファーストに与すれば、民進党共産党すら下回る存在になるであろう。都議選の結果がそれを雄弁に物語っている。


下記は上記記事からリンクを張り、引用されたTBSのニュース。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3137108.html

共産党との共闘打ち切り要請、前原氏「同じ思いだ」

 民進党代表選に立候補している前原元外務大臣は、「共産党との共闘は打ち切るべきだ」とする有志議員らの要請に対し、「同じ思いだ」などと応じました。

 民進党の有志議員は23日午前、前原氏と枝野元官房長官に「共産党との共闘を断ち切り保守中道を」目指すよう申し入れを行いました。これに対し、前原氏は「基本的には同じ思いだ」などと応じたということです。

 「自由党さんや社民党さんとの調整ということも行っていかなくてはいけない」(民進党 前原誠司元外相)

 これに先だって前原氏は、報道各社のインタビューで、次の総選挙で共産党以外の党とは政策の一致を条件に候補者調整を行う考えを示しました。

 一方、枝野元官房長官は、10月末の衆議院トリプル補選での共産党などとの選挙協力について、「出来れば候補者を1人に絞りたい」と述べました。

(TBSニュース 2017年8月23日 13時58分)


前原誠司に、というより井手英策に心惹かれているらしいくろかわしげる(黒川滋)氏は、

野党共闘派は、10月補選ぐらいは我慢して共産党とつきあえ、と申し入れしたらどうかと思います。前原氏を敵にする理由をあれこれ探して、自分たち入れ込んでいるものの正しさを探しをしていても何にもならん。

と言うのだが*1、そんな声に耳を傾ける前原だとは私には思えないし、仮に前原が耳を傾けて、共産党との共闘に踏み切ったら踏み切ったで、いま前原の推薦人に名を連ねている北神圭朗民進党の極右議員たちは一斉に民進党離党へ、そして小池ファ★ストへと走るだろう。それこそ前原は蓮舫の二の舞になる。それでなくてもトリプル補選が予定されている10月22日に合わせて9月末の開会が伝えられる臨時国会(ずいぶん長い夏休みを取るもんだね!)でいきなり衆議院の解散があるのではないかとささやかれる今日この頃。民進党代表選で前原と枝野のどちらが勝とうが、民進党内で阿鼻叫喚が観察されることになりそうだ。

まあ私は、東京に移住した2010年以降、国政選挙と地方選挙を合わせて民主党民進党の候補に投票したことは、昨年の参院選田中康夫を落とすために小川敏夫に投票したただ一度しかない人間だから、民進党代表選についてあまり書かない方が良いかも知れないとも思うのだが、どう考えても枝野の方が前原よりずっとマシであることは確かだろうな。

ま、民進党はなるようにしかならないといったところだろう。