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「民進党 枝野氏ら新党結成へ 党名『民主党』を検討」(毎日)

就寝したあとの時間帯に毎日新聞が下記の記事を出していた。

民進党:枝野氏ら新党結成へ 党名「民主党」を検討 - 毎日新聞

民進党
枝野氏ら新党結成へ 党名「民主党」を検討
毎日新聞 2017年10月2日 02時30分(最終更新 10月2日 02時58分)

 民進党枝野幸男代表代行は1日、希望の党に合流しない民進党衆院議員らを集めて、新党を結成する方針を固めた。希望の党民進党の全員合流を認めないことに反発した。希望に参加できない前衆院議員を救済するための受け皿を目指す。党名は「民主党」を検討している。

 新党には赤松広隆衆院副議長(愛知5区)、佐々木隆博氏(北海道6区)、辻元清美氏(大阪10区)、阿部知子氏(比例南関東)らが参加する見通し。民進党参院議員からは相原久美子有田芳生江崎孝、神本美恵子(いずれも比例)の4氏らが参加を検討している。

 無所属で出馬することを表明した野田佳彦前首相は、自らのグループから希望の党に参加するメンバーもいるため、新党への参加には慎重とみられる。岡田克也元代表も参加しない見通しだ。

 枝野氏は1日朝、前原誠司代表に電話で「民進党の理念や政策を実現する前提が違うなら納得できない」と伝えて会談を求め、同日夕、前原氏と党本部で会談した。会談には希望の党若狭勝衆院議員と候補者調整の協議を進めている玄葉光一郎総合選対本部長代行も同席して協議したが物別れに終わった。

 会談で玄葉氏は枝野氏に対し、「民進党から150人、希望の党から50人」を擁立する調整を進めていると説明した。民進党は全国で210人超の候補擁立を内定していた。玄葉氏の主張通り150人が受け入れられたとしても、約60人が希望に合流できない。

 枝野氏側は両院議員総会などで方針撤回を求めることも検討したが、希望の党への合流に賛成する議員も多いとして断念した。排除された前衆院議員らはこのままでは、無所属で立候補せざるを得なくなるため、新党を結成する。無所属で出馬した場合、比例代表との重複立候補ができず、政見放送に出られないなど運動も制限される。

 新党は共産、社民両党との選挙協力を行う方針だ。枝野氏側は前原氏に2日昼までに民進党から希望の党に参加できるメンバーのリストを明示するよう要求。前原氏が明確にできなければ新党に踏み切る考えだ。【影山哲也】

結局これしか選択の余地はないのだろう。まだ新聞辞令の段階だから新党結成は確定ではないし、上記記事にしても、末尾に「民進党から希望の党に参加できるメンバーのリストを明示するよう要求。前原氏が明確にできなければ新党に踏み切る考えだ」などと書かれていて、枝野は今日(10/2)になってもまだ前原と交渉するつもりらしい。そんなことをやっていて決断が1日遅れれば、その分だけ票が減ることを枝野は理解すべきだ。まさに「時は金なり」なのだ。行動は一刻も早く起こさなければならない。

今回は、「野党共闘」のイデオローグたちが入れ込んでいた小沢一郎の「寝返り」によって、「野党共闘」は戦いに挑んでも大敗することは避けられない。しかし、負けるとわかっていてもやらなければならない戦いというものがある。

現在の「崩壊の時代」のあと、日本を再建する時代が本当に来るかどうかさえ実は保証がない。アメリカなり中国なりの本当の属国になる可能性だって少なくはない。しかし、枝野幸男らはいつか日本の再建が始まる可能性に賭けて、たとえ今は敗戦濃厚であっても、戦わなければならない時だろう。