私は元々、小池は勝算が立たない限り衆院選には出馬しないと考えていたが、前原誠司と小沢一郎のアシストを得てまんまと民進党の乗っ取りに成功したので、一時は小池自身の衆院選出馬は間違いないと思うようになった。
しかし、小池自身の「排除」発言で票を自ら逃がし、さらには立憲民主党が立ち上がって、これまでテレビ等に煽られるままに小池百合子に「ワクワク」していた「リベラル」の票も逃げて行って勝算が全く立たなくなったので、当初の予定通り不出馬と相成ったのだろう。
実にふざけた話であって、昨年夏の都知事選出場以来、この猛毒女の人気を煽ったメディアや、それにまんまと騙された「リベラル」たちの罪は万死に値する。
これがもたらすのは、漁夫の利を得た自民党の圧勝だろう。私はかなり前から、今回の衆院選では自民党が議席を大幅に増やすと書き続けてきた。最近の世論調査などを見ると、安倍晋三の不人気はどうやら本物らしく、自民党の議席増が「大幅」になるとは思えなくなってきたが、それでも小幅ではあっても自民党が議席を増やす可能性の方が議席減や維持の可能性よりかなり高いと思う。もちろん議席の現状維持程度の結果であっても、自民党の「圧勝」と言わないわけにはいかないだろう。しかも希望の党という政権の補完勢力も増え、安倍晋三は笑いが止まらないに違いない。
