kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

森裕子が「小選挙区制=オセロ」論を懲りもせず繰り返していた(呆)

きまぐれな日々 立憲民主と野党共闘は「小選挙区制を改める」方向に舵を切れ(2017年10月30日)のコメント欄より。

http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1492.html#comment21112

可能なら、与野党各党の現時点での選挙制度改革への見解など聞いてほしいものですね。改革というと「一票の格差」解消に矮小化されがちですが、もっと抜本的なことをやる気があるのか、どうか。

それにしても野党の小選挙区論者(の一部?)に根強くあるのは、やっぱり「一発逆転」思考なのでしょう。最近気がついたのですが、森ゆうこは今回の選挙にあたってのブログで「小選挙区制度は、たった一度の衆議院選挙で、まるでオセロゲームのように、政権交代を実現できる制度です」などと言っているのですが、どうもこの人は事あるごとに「小選挙区はオセロゲーム」論をあちこちで吹聴しているらしい。今年5月の憲法集会でも、小沢一郎に絡めて、「オセロ」論で開き直っている。
http://www.sankei.com/politics/news/170503/plt1705030079-n3.html

こうも同じことを繰り返すということは、おそらく小沢一郎もしょっちゅう子分の議員たちにこういうことを言って洗脳しているのでしょう(笑)

2017.11.10 21:50 Kobayashi


この「オセロ」論ですが、私も某所で某「小沢信者」が、「小選挙区制をこのまま維持していけば、いつかまたオセロの石をひっくり返すように政権交代が起きる」とつぶやいていたのを目撃したことがあります。自由党や「小沢信者」の間では広く行き渡っている言説なのでしょう。

コメントでご指摘のあった森裕子のブログ記事は下記。

自由党の衆議院総選挙への対応について: 参議院議員 森ゆうこ(2017年10月3日)より

(前略)小選挙区制度は、たった一度の衆議院選挙で、まるでオセロゲームのように、政権交代を実現できる制度です。

 政権交代を可能にするためには、安倍一強に対して、野党が結集して候補者を一人に絞って戦う必要があります。そのため、小沢一郎代表を先頭に、様々な違いを乗り越えてお互いを尊重するオール野党の結集と共闘を呼びかけてまいりました。(後略)

だから小沢一郎は自由・民進両党の「希望の党」への合流を画策したんでしょう。森裕子のブログ記事及び今年の憲法記念日の発言(産経が報じている)は、ますます今回の「希望の党」政変劇に関する「小沢クロ説」の心証を強めさせるものですね。狡猾な小沢はついに尻尾を出さずに逃げ切ろうとしていますが。

http://www.sankei.com/politics/news/170503/plt1705030079-n3.html
http://www.sankei.com/politics/news/170503/plt1705030079-n4.html

(前略)評判の悪い小沢一郎自由党代表が進めてきた、評判の悪い小選挙区制度なんですが、実はこれは、政権交代をまるでオセロゲームのように、政権交代を実現できる制度なんです。本当ですよ、これ。

 とにかく野党が一つになって、そして市民の皆さんと一緒に闘う。必ず政権交代を実現できる。そうでなければもう、この権力の暴走をくい止めることはできません。(後略)

(産経ニュース 2017.5.3 20:05)


枝野幸男の「これまでは自民党に対抗するには大きなまとまり、政党をつくらなきゃダメだといわれていましたが、実は違った」という発言*1は、こうした森裕子小沢一郎らの思想への強烈な反論とみなされる。

もっとも、自由党はその枝野幸男首班指名候補に投票したのだったが。