kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

猛省すべきは厚労省よりも安倍晋三と自民党

自民党の馬鹿議員どもには「ふざけるな」と言いたい。

http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3303219.html(2018年2月27日)

“不適切データ”問題で自民がヒアリング、「猛省すべき」と批判相次ぐ

 自民党は27日、裁量労働制に関する厚生労働省による不適切なデータ処理の問題についてヒアリングを行いました。出席した議員からは「猛省すべきだ」などと、批判が相次ぎました。

 自民党は27日、厚労省の担当者から裁量労働制に関する不適切なデータ処理の問題についてヒアリングを行いました。出席した議員からは「憤りの気持ちでいっぱいだ。責任の所在はどうなっているんだ」といった声や、「今回はさすがにまずい。厚労省は猛省するべきだ」などの批判が相次ぎました。

 「慎重に調べた上で物を言わないと、国民のみなさんに不信感を持たれるので、真実をお伝え下さいと。ファクトを伝えてもらわないと余計に不信感が増える」(自民党 田村憲久厚労相

 また、党内の一部では「働き方改革関連法案から裁量労働制を切り離すべきだ」といった意見も浮上。安倍政権が目玉政策に掲げる働き方改革関連法案をめぐり、自民党内からも厳しい声が出始めています。

(TBS NEWSより)


何を言ってるんだ。責任の所在は安倍晋三にあり、ひいては長年にわたって安倍の暴走を許してきた自民党議員どもにあるのは明らかじゃないか。盗人猛々しいとはこのことだ。猛省すべきは厚労省よりも安倍晋三であり、自民党の馬鹿議員どもだ。

裁量労働制は、労働政策審議会でまとめる前に、財界の要求を踏まえ安倍総理が暴走 : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2018年2月27日)

塩川議員が述べているように、裁量労働制は、労働政策審議会でまとめる前に、財界の要求を踏まえた閣議決定を行ったのです。
もっと言ってしまえば、1990年代半ばの日経連の「新時代の日本的経営」(派遣の規制緩和もこれがもとになっている)
が下敷きになっているのです。
だから「裁量労働制で、早く仕事を切り上げることができる?」
なんて言われても
「違うだろう。少ない人数/時間でやっても、経営側から「できるじゃん」で業務量が増やされるのがオチだ。」ということです。
以上、簡単。



塩川鉄也議員は共産党衆院議員。以下『しんぶん赤旗』より。

データねつ造 裁量労働推進の首相に責任/衆院予算委 塩川議員が追及

データねつ造 裁量労働推進の首相に責任
衆院予算委 塩川議員が追及

 日本共産党塩川鉄也議員は26日の衆院予算委員会で、労働時間データ捏造(ねつぞう)問題の原因をつくったのは、裁量労働制の拡大ありきの政策を推進してきた安倍晋三首相自身だと追及し、中身も決め方もおかしい「働き方改革」一括法案の提出断念を求めました。

 法案に盛り込まれる裁量労働制の拡大について、「労使を交えた議論を経ている」などと繰り返す首相に対し、塩川氏は、労政審労働政策審議会)でも労働者代表委員が“長時間労働を招く”と厳しく反対していたと指摘。裁量制の拡大が、首相が議長を務めた「産業競争力会議」という労働者の代表が一人もいない会議体で基本的な枠組みが議論され、それを閣議決定した上で労政審に持ち込まれた方針であることを明らかにし、労働者代表の懸念意見が顧みられなかったのは首相が裁量労働制拡大の結論ありきの決定をしたからだと批判しました。

 塩川氏は、2013年の経団連の提言に裁量労働制拡大の要求があり、産業競争力会議でも経団連会長から「使い勝手のいい形に」との要求があったことを指摘。「首相は経営者・財界の要求には耳を傾けトップダウンで労働規制緩和を推進している」と批判しました。

 塩川氏は、第2次安倍政権発足以降、自民党への企業献金が大幅に増えていることを指摘。「その財界の利益を優先して労働者の命と健康をないがしろにすることなど許されない」と強調しました。
(論戦ハイライト)


田崎スシローこと田崎史郎は「安倍総理ではなく厚労省の責任」と厚労省に責任を転嫁し*1、昨年の衆院選期間中に「比例復活当選なら議員を引退する」と大見得を切りながら選挙区で落選したのに公約を果たさなかった日本維新の会所属の恥知らずな大嘘つきの衆院議員・足立康史「裁量労働データ『ねつ造』は民主党の責任」とほざいているが、経緯は明らかであって、安倍晋三が第2次内閣を発足させた翌月の2013年1月からこの動きは始まっている。それを「嘘も百回繰り返せば真実になる」というネトウヨのテーゼを地で行くかのように歴史修正を行おうとしているのが田崎スシローであり、足立康史であり、自民党の馬鹿議員どもなのである。

「恥を知れ」の一語だ。