kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

元貴乃花の参院選出馬を熱望する(?)安倍晋三と「怪僧」池口恵観

3人 - Living, Loving, Thinking, Again(2018年10月18日)より

「「貴乃花」出馬を潰す圧力! 「馳浩」元文科相に電話した政治家3人の名 追い詰めた仲間の裏切り」http://news.livedoor.com/article/detail/15460714/

貴乃花花田光司氏)の政界進出(選挙出馬)が取り沙汰された根拠の一つは、馳浩との会談。上掲の『週刊新潮』の記事によると、馳浩に対して、3人の政治家から、貴乃花問題を巡って、馳氏に圧力をかける電話があったという。3人の政治家とは、

鈴木宗男貴乃花の天敵である八角部屋後援会長)

森喜朗馳浩を政界に引き入れた人物)

池坊保子日本相撲協会評議員会元議長)

森喜朗を敵に回したら、少なくとも清和会からは出馬できないのでは?


まあ森喜朗は2012年の自民党総裁選の時にも、安倍晋三ではなく故町村信孝を推してましたからねえ。森と安倍とは必ずしも相性は良くありません。とはいえ、確かに森喜朗に喜ばれないのであれば、元貴乃花は仮に参議院議員になっても、清和会には所属できないかもしれません。

一方、安倍晋三貴乃花を擁立したくて仕方ないという情報を週刊朝日が流してますし、自民党総裁選で自らの得票が思いのほか伸びなかったことといい沖縄県知事選の結果といい改憲についての世論調査結果といい、安倍の思いのままにならない状態が続いていることや、これまでの安倍の思考や行動のパターンを考えると、安倍が貴乃花擁立を狙っている線はかなり強いのではないかと思われます。

元貴乃花親方の来夏の参院選出馬を安倍首相が熱望? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

貴乃花親方の来夏の参院選出馬を安倍首相が熱望?
2018.10.20 14:13 週刊朝日

 10月24日から臨時国会が召集されるが、片山さつき地方創生担当相、柴山昌彦文科相宮腰光寛沖縄・北方担当相ら新閣僚の醜聞が噴出。内閣支持率も回復の見込みはなく、来春の統一地方選参院選を危ぶむ声が日増しに高まっている。

「安部首相は残り3年の任期を残し、急速に力を失っている。勝てると断言していた沖縄知事選に惨敗。もう先がないから、周りから人が離れていくと感じているようです。組閣でもお友達と派閥推薦の待機組ばかり登用して、さらにブーイングが増している。来年10月の消費税10%アップを控え、安倍さんで参院選を果たして乗り切れるのかと不安視する声も出ている」(自民党議員)

 そんな中、安倍首相は来年の参院選の目玉に元貴乃花親方を熱望しているという。

 元貴乃花親方は10月4日、永田町の議員会館馳浩・元文科相と約1時間も話し込んだ。その後、報道陣の取材に応じた元貴乃花親方は笑顔を見せ、「次に何の仕事をするか、まだ余裕がなくて…」と報道陣を煙に巻いた。

「当初は鈴木大地スポーツ庁長官を候補に考えていたが、せいぜい自分の当選ラインしか票が取れないだろう。そこへ元貴乃花親方の引退騒動が起こった。首相サイドは貴乃花親方なら100万票は取れるんじゃないかと、事務方に出馬した時の遊説シュミレーションなどの指示を内々、出したとも言われている。同じ派閥(細田派)の馳議員が元貴乃花親方と会ったのもそのためです。元貴乃花親方は安倍首相の指南役として知られた“永田町の怪僧”池口恵観法主とも親しく、国体論などを熱く語っていた。かつて貴乃花部屋には神道系の後援者も多くおり、政治には興味があることは間違いない」(自民党幹部)

 しかし、日本相撲協会とバトルを繰り広げた元貴乃花親方だけに障害があるという。

日本相撲協会八角理事長の後援者とのつながりで一部の自民党重鎮らが貴乃花親方の出馬に反対しているようだ。だが、出馬すれば、100万票は確実に取れる。そんな候補は他にいない。自民党重鎮らが他に100万票とれる代わりの候補を連れてこれるわけがない。安倍さんはかなり前のめりになっていると聞く。あとは口説き方次第です」(前出の自民党幹部)

 はたして来夏の参院選の目玉候補として元貴乃花親方が選挙カーに乗る日はくるのか?(週刊朝日取材班)

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「貴乃花さんに参議院議員になっていただきたい」安倍首相“指南役”が出馬要請 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

貴乃花さんに参議院議員になっていただきたい」安倍首相“指南役”が出馬要請
2018.10.20 16:44 週刊朝日

 来夏の参院選挙で自民党の目玉候補の筆頭に挙げられている元貴乃花親方。安倍晋三首相も元貴乃花親方の出馬を熱望していると言われる。

 そして目下、元貴乃花親方に政界入りを口説いているのは、安倍首相とも親交が深い“永田町の怪僧”の池口恵観・高野山別格本山清浄心院住職だ。

 池口氏はかつて貴乃花部屋の後援者でもあり、元親方とは交流がある。本誌は池口氏が10月中旬、元貴乃花親方に宛てたメールを入手した。

日本相撲協会を退かれたと言っても、貴乃花さんはまだ46歳の若さです。幼少の頃から相撲一筋の家系で育てられ、見事に平成の大横綱として多くの大相撲ファンをとりこにした貴乃花さんには、これからも長く社会の第一線で活躍してもらわねばなりません。大相撲ファンの多くは、2001年五月場所の横綱武蔵丸関との優勝決定戦で、右膝の大ケガにもかかわらず、決死の上手投げで武蔵丸関を投げ飛ばしたときの、貴乃花さんの不動明王のような表情を、決して忘れてはいません。貴乃花さんが今後、あのときの精魂込めた決死の気力で再スタートに臨めば、多くの国民は貴乃花さんに新たな希望を抱くに違いありません。相撲界での実績を背景に、ジャーナリズムの世界で重宝され、ある程度のスポンサーを付けて全国の小学校に土俵を造ることも、貴乃花さんなら間違いなくできるでしょう。

 しかし、私は、貴乃花さんにはもう少し広い視野から、活躍していただきたいと思うのです。貴乃花さんは大相撲界で、多くのファンの目線を意識されていました。私は、貴乃花さんには今後、国民目線で日本社会の再生に取り組んでいただきたいと願っているのです>

 そしてここから本題の政界入りの要請へ入っていく。

<政界は安倍一強体制、野党は分裂状態のもとで、不毛な論議が繰り返されています。こういう状況では、私がいかに「精神的復興なければ日本再生なし」と訴えても、政財官でそれを実行するパワーを持ったキーマンが生まれてこないのです。

 私は、貴乃花さんに参議院議員になっていただき、相撲道の心技体を説きながら、日本が本来の伝統精神・道徳・美徳を取り戻すことによって、真の日本再生を成し遂げることに、不惜身命の心で邁進していただけたらと思うのです。

 貴乃花さんには、政治の細かい各論部分で働いてもらう必要はありません。相撲道の心技体の精神をもって、日本社会本来の精神を参議院議員として体現していただければいいと思います。その活動の中で、小学校に土俵を造る運動も、スポーツ団体のあり方などについても、縦横に展開していただけると思います。

 私は、基本的には自民党政権のサポーターという立ち位置ですが、自民党政権が国民の声なき声をきちんとすくい上げているのかという点については、いささか疑問に感じる部分があります。小選挙区制度が定着した状況のもとでは、人口の多い都市部の声が反映されがちになることは避けられないかも知れませんが、地方の声、少数の声もすくい上げる必要があります。

 私は、それには当選回数を重ねた政治家の経験も大事ですが、より多くの国民の期待を集められる、パワーを持った国民目線の政治家が不可欠だと思います。与党の公認候補として国政選挙に出るとなると、マスコミから集中砲火を浴びる可能性もありますが、貴乃花さんがそれに負けるような人物ではないことは、多くの国民がよく知っています。貴乃花さんが参議院議員として国会の赤絨毯を歩かれる姿を想像するだけで、日本の政治が変わるような気がします。恵観>

 元貴乃花親方はこのラブコールになんと答えるのか?(本誌取材班)

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この池口恵観というのは、とんでもない「怪僧」らしい。

池口恵観 - Wikipediaより

池口 恵観


池口 恵観(いけぐち えかん、1936年11月15日 - )は、単立烏帽子山最福寺法主高野山真言宗・鹿児島高野山最福寺 住職。高野山真言宗大僧正・伝灯大阿闍梨。俗名・鮫島 正純(さめじま まさずみ)。現総理である安倍晋三など多くの政治家と親交があることから永田町の怪僧の渾名がある。


人物

鹿児島県肝属郡東串良町で醤油屋の息子として生まれた。町立柏原小学校、町立東串良中学校、鹿児島県立志布志高等学校を経て、1959年(昭和34年)高野山大学文学部密教学科卒業後、俳優を目指して上京し、広告代理店勤務をしていた。1961年(昭和36年)、三無事件に関わり逮捕される。1967年(昭和42年)、宗教法人「波切り不動最福寺」を設立。1971年(昭和46年)、学校法人最福学園を設立し幼稚園等を経営。1989年(平成元年)、「百万枚護摩行」達成行者となる。ロシア、フィリピン、日本の数多くの大学の客員教授・非常勤講師の肩書きを持つ。1999年(平成11年)、山口大学博士(医学)号を取得。

宗教は人を差別しないとの自論から、思想信条・職業を問わず暴力団員からハイジャック犯まで、あらゆる人から相談を受け、弟子に家田荘子小池一夫コンノケンイチ金本知憲新井貴浩がいる。イトマン事件で実刑判決を受けた許永中も弟子の一人だと公言している。ロシア、フィリピン、ドイツのアウシュヴィッツや中国の南京大虐殺紀念館など世界各国で供養を行っており、2005年4月にはミャンマーヤンゴンにある日本人墓地にNPO法人アジア地域戦没者慰霊協会の事業で戦没者慰霊碑群を、指定暴力団住吉会会長・福田晴瞭、指定暴力団山口組若頭・高山清司、同舎弟・英五郎らと共に建立している。また、弟子たちには常に、「人は、存在するモノが5%しか見えていない。この世に誰でも光を持って生まれてくるが、玉も磨かざれば濁ってくる。それを光り輝くものにするか、曇って暗くするかが今生の分かれ道である」と語っている。

2007年(平成19年)9月には指定暴力団住吉会傘下の右翼団体日本青年社の総会に来賓として招かれ、直前に総理辞任を表明した安倍晋三を擁護する内容の講演を行っている。その後も日本青年社の機関紙に度々寄稿。平成24年度の日本青年社全国議員同志連盟・社友総会は最福寺関東別院で開催された。石川県護国神社において、頑張れ日本!全国行動委員会会長・田母神俊雄と共に「神官仏僧合同大東亜聖戦祭」を開催した。

池口が法主を勤める、鹿児島県鹿児島市平川町にある単立(高野山真言宗ではない)烏帽子山最福寺には、松本明慶大仏師による国内最大級の木造仏・大弁才天(高さ18.5メートル)と、北朝鮮の初代指導者である金日成主席を尊敬する意味から金日成主席観世音菩薩が鎮座している。


北朝鮮との関係

池口は北朝鮮をたびたび訪問し、朝鮮労働党北朝鮮外務省の高官やよど号ハイジャック犯と会談をしているほか、2012年に開催された金日成生誕100年祭にも出席している。池口は数多くの北朝鮮への貢献により、同国から勲章も授与されている。

池口は頻繁な訪朝の理由に、「日本が歴史的に韓国と北朝鮮に対して大きな犠牲を抱かせ、韓半島の多くの国民が日本に恨みを持って亡くなったことに対し、素直に謝罪し慰霊したかった」ことを挙げ、「真の懺悔と謝罪があってこそ相互友好関係が生じる」との考えから、韓国と北朝鮮を毎年定期的に訪問して慰霊祭と平和祈願祭を開くことを思案している。また、まずは日本が北朝鮮に対して、いわゆる「過去の植民地統治に関する戦後補償」と謝罪をして、それから日朝国交正常化をするべきだと主張している。

朝鮮労働党中央委員会総書記・金正日が死去した際には、「朝鮮の大いなる指導者、金正日総書記閣下が地方指導に向かう途上で亡くなられたのは、とても痛ましく悲しい」「朝鮮半島の平和と繁栄、日朝国交正常化を金日成主席と共に見守ってほしい」と哀悼の意を示した。

また、2013年(平成25年)3月には最福寺在日本朝鮮人総聯合会朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物を45億1,900万円で落札したが、池口はこれが北朝鮮政府高官(最高人民会議幹部)からの要請に基づくものであり、落札後には同土地・建物を朝鮮総連に貸与する予定であることを明らかにしている。

同年5月9日、落札代金を融資してくれる企業と交渉が成立した発表したが、直前になり購入を断念した。

5月10日午後、最福寺別院の江の島大師で記者会見を開き一連の経緯を説明した。会見では「融資に関して何らかの圧力があった」と述べた。


その他


うひゃあ、確かにこりゃすごい「怪僧」だ。先日プロ野球阪神タイガースの監督を辞任した(実質的には解任だったといわれている)金本知憲も弟子らしいが、金本などかすんでしまうくらいの人脈に目眩がする。