kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

衆院大阪12区補選の応援弁士に極右の籠池泰典を呼ぼうとした?宮本岳志陣営の大醜態に怒る

 昨日(4/12)の朝、下記ツイートを見て目を剥いた。

 

 

 衆院大阪12区補選で、共産党衆院議員でありながら辞職して無所属で挑む宮本岳志の応援ツイートだが、応援弁士は右翼ばかりではないか。しかも、あろうことか幼稚園児に安倍晋三信奉を刷り込む極右教育をしていたことで悪名高い、あの籠池泰典まで名を連ねている!

 結局籠池泰典の応援は中止になったそうだが、その経緯がまた胡散臭かった。そのことについては後述するが、それ以上に問題だと思うのは、宮本候補を応援する人たちから籠池が応援に立つことに対する批判がろくすっぽ聞かれなかったことだ。

 たとえば「野党共闘」系のブログである『晴天とら日和』も下記リンクの記事(4月11日)で上記「しろくま」氏のツイートをリンクしている。

 

blog.livedoor.jp

 

 だが、ブログ主氏は特に籠池の応援を問題視することなく、

  これは行かなきゃならんね、。。。

と書いている。もちろんそれは個人の自由だが、私の感覚とはかけ離れている。私は何より籠池のような極右人士に対しては強い拒絶反応を持つ。たとえ彼が反安倍側になびこうが、思想信条まで曲げたとは到底思われない。

 もし私が大阪12区の有権者であれば、消去法で宮本岳志に「鼻をつまんで」投票するしかない。維新や自民党の候補だの樽床伸二だのといった論外の候補たちに当選させるわけには絶対にいかないからだ。

 ところで、少し前にツイートを引用した醍醐聡氏は、下記ツイートで「鼻をつまんで」という言葉を撤回している。

 

 

 だが、籠池泰典を応援弁士に呼ぼうとした選対を抱える候補に投票するのに、鼻をつままないわけにはいかない。ここに宮本陣営を強く批判させていただく次第。

 なお、籠池が自発的に応援に馳せ参じるのではなく、宮本候補の選対から要請があったと主張しているのは菅野完だ。

 

 

 私は菅野氏も全く支持しないが、上記ツイートに書かれた経緯は、最近の共産党系や「野党共闘」系のあり方を考えれば「いかにもありそうな話」であり、上記が事実である蓋然性が高いと思う。

 一方で、こたつぬこ(木下ちがや)氏はこの件の火消しに必死だった。

 

 

 つまり、発信源はAERA編集部に「“隠し玉”は籠池砲」という情報をリークした宮本陣営の選対幹部だったわけだが、菅野完はこんな暴露ツイートをしている。

 

 

 こたつぬこ氏がリンクを張ったAERAの記事には、下記のようなことが書いてある。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190410-00000078-sasahi-pol

 

共産党の現職議員を無所属にして野党が推して選挙するなんてことは聞いたことがない。到底、うちから出るアイデアじゃない。小沢さんの仕掛けだと聞いている。わざわざ、国会の最中に幹部が宮本候補を呼び出して口説いたようです」(宮本氏陣営幹部)

 

「今週末に、森友学園を追求した自由党森ゆうこ議員ら野党の議員さんが応援に入ってくれる予定です。そこに籠池さんにも来てもらい、宮本候補とともに街頭から、森友学園疑惑、安倍首相を追求してもらおうという計画が浮上しています。籠池さんの名前と顔は正直、宮本候補や他の議員さんよりも、大阪ではよく知られている。安倍首相は嫌がって大阪12区入りをしなくなるかもしれないですね」(前出・宮本氏陣営幹部)

 

 なるほど、容易に想像されることだが、小沢一郎の仕掛けなのか。だから「『右』も『左』もない」という私の大嫌いなフレーズを嫌でも思い出さずにはいられない動きが跳梁跋扈するわけだ。

 菅野完から名指しされた中村正男氏とは、共産党員歴44年の御仁らしい。

 

twitter.com

 

 タイガース、昨夜も負けましたな。まあスワローズも読売に負けたけど。

 それはともかく、「学生時代に日本共産党に加わって44年。大阪府委員会副委員長・政策委員会責任者」の、バリバリの日本共産党員が小沢に釣られて籠池泰典を応援弁士に呼ぼうとするかね。

 「崩壊の時代」もここまできたかと、いつものフレーズが今日も出てしまう。