最近の「リベラル・左派・左翼」の頽廃と堕落を示す件を3件挙げておく。
まず、籠池泰典と「握手」するという「悪手」に走った宮本岳志。
「きのうの敵はきょうの友やね」籠池氏“森友急先鋒”と握手
公開日: 更新日:保守と革新の2人が、思想信条を乗り越え固い握手を交わした。13日、大阪市で行われた東京新聞の望月衣塑子記者のトークショーでのこと。サプライズゲストとして登壇したのは籠池泰典氏。言わずと知れた森友学園の前理事長だ。
「どうも日本はマズいことになっています。75年ほど前、大東亜戦争のような統制の世になってきている。歴史は繰り返します」
「皆さん、安倍首相にだまされてはいけませんよ。まあ、最初にだまされたのは僕やけどね(爆笑)」
ここで、もうひとりのサプライズゲストが登場。共産党の宮本岳志元衆院議員だ。森友事件追及の急先鋒に立ち、国会の証人喚問で籠池氏を問いただしたこともあるが、こうして会うのはこれが初めてだ。思想的に対極にあった2人が壇上で手を取り合った。
「この方と握手する日が来るとは思ってもいませんでした」(宮本岳志氏)
「きのうの敵はきょうの友やね」(籠池泰典氏)
このツーショット、今後もどこかで見られるかもしれない。
(大阪日日新聞・元NHK記者=相澤冬樹)(日刊ゲンダイより)
中国人より、「華人」という言い方はもっとふさわしいと思います。
— 周庭 Agnes Chow Ting (@chowtingagnes) January 6, 2019
これは、前にも引用した下記のツイートに対する、福島香織なる元産経の極右の突っ込みに答えたツイートだ。付言すると、上記のツイートにはネトウヨによる醜悪な反応が何件か確認できる。
【産経新聞の報道について】産経新聞の報道で、雨傘運動後強くなった香港人アイデンティティは「中国人とは認識で一線を画す」と書かれまして、とても悲しいです。私はこのようなことを話したことも、考えたこともありません。https://t.co/CrvFLMd8tb
— 周庭 Agnes Chow Ting (@chowtingagnes) January 6, 2019
もう一つは、逆側からの醜悪な反応で、香港デモはCIAが糸を引いている、などとする、「小沢信者」界隈あたりから出たのではないかと想像される陰謀論だ。最初にこの手のツイートを見たときには吐き気を催した。そりゃ産経や幸福の科学をはじめとする日本の右翼が利用しようとしたのと同じく、アメリカも利用したいだろうよとは思うが、悪いのは利用する側であってされる側ではない。ましてやCIAがデモを主導しているかのような印象操作に走る日本の「リベラル・左派」の腐臭には嫌悪以外の何も感じない。
下記の2件のツイートが全面的に正しい。
私は左翼として言うが、香港の人民闘争を「西側勢力」が利用したとしても、非難されるべきは「西側勢力」による利用であって香港の人民闘争そのものではない。しかるに、「陣営の論理」に囚われて「西側勢力による煽動だ」などと香港の人民闘争を誹謗する左翼人士は、「人民の敵」と言わざるを得ない。
— 芦部ゆきと (@ashibenotomaya) June 15, 2019
「香港の暴動はCIAが」云々言ってる“左翼”は、「沖縄の反日運動は中共が」云々言ってる右翼と同じ穴の狢だよ。本当に恥を知れよ。 https://t.co/GkhNh8L6R0
— 芦部ゆきと (@ashibenotomaya) June 17, 2019
ここで非難されている「CIAガー」云々と喧伝する連中は「左翼」というよりは「小沢信者」界隈に多いような気がするのだがどうか。仮に「小沢信者」でなかったとしても、オザシンと同類の思考回路を持つ人間の言説だとは間違いなく言える。